上流工程としての要件定義、この工程はすべてのプロジェクトの中で最も重要であると言える。
システムの開発範囲とシステム全体の開発コストを決定する。
定義に不足している要素がある場合、システムに致命的な影響を及ぼします。
では、要件を適切に定義するにはどうすればよいでしょうか?
まず要件定義の結果を理解する必要がある。
会社業務によっては結果に多少の違いが出てくるだろう。
重要なことはそれほど変わらないでしょう
■要件定義の成果物一覧
1.業務要件
1-1.システム化の目的・背景・狙い
1-2.ビジネスプロセス関連図
1-3.業務機能構成表
1-4.ビジネスプロセスフロー
1-5.システム化業務フロー
1-6.業務処理定義書
2.機能要件
2-1.システム方式
2-1-1.ハードウェア構成図
2-1-2.ソフトウェア構成図
2-1-3.ネットワーク構成図
2-1-4.アプリケーション機能構成図
2-2.画面要件
2-2-1.画面一覧
2-2-2.画面遷移図
2-2-3.画面レイアウト
2-3.帳票要件
2-3-1.帳票一覧
2-3-2.帳票概要
2-3-3.帳票レイアウト
2-4.バッチ要件
2-4-1.バッチ処理一覧
2-5.テーブル・ファイル要件
2-5-1.テーブル関連図
2-5-2.テーブル・ファイル一覧
2-5-3.テーブル・ファイル定義
2-6.外部インターフェース要件
2-6-1.外部システム関連図
2-6-2.外部インターフェース一覧
2-6-3.外部インターフェース定義書
3.非機能要件
3-1.可用性
3-2.性能・拡張性
3-3.運用・保守性
3-4.移行性
3-5.セキュリティ
3-6.システム環境・エコロジー
ご覧のとおり、大きく 3 つの部分に分かれていますが、文字数制限のため、
各要件の詳しい説明はIPA(独立行政法人情報処理推進機構)のWebサイトをご覧ください。
3.の非機能要件については、定義できる人は比較的少ないかもしれません。
特にパフォーマンス面とセキュリティ面も非常に重要です。
時間があればもっと詳しく調べてください。
優秀なSEになりたい場合、要件定義の記述方法をマスターしなければなりません。
要件は担当顧客との打ち合わせを通じて一つずつ確認する必要があるため、日本語力の向上も必要となる。
顧客が何かを説明するとき、あまり明確ではないこともあります。
顧客の業務理解が不十分な場合は、さらに困難になります。
「2. 機能要件」を行う前に、まず「1. ビジネス要件」を明確にする必要があることに注意してください。
システム開発とは、見た目はとても良いがシステムのではなく、顧客が必要とするシステムを開発することが一番大事となる。
この記事の内容を参考に、要件定義が成功するための詳細を追加・カスタマイズすることができます。
自身の専門性や経験に合わせてアドバイスを提供し、読者に役立つ情報を提供しましょう。