一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 繁忙期のヤ〇ト運輸の宅配業務を経験して。

今月より個人事業主として軽自動車による配送業を始めました。12月は繫忙期にあたり、現在稼働しているヤ〇ト運輸の営業所は荷物で溢れかえっています。ちょうどこの時期はamazon、楽天、zozotownがセールを実施しており、加えてクリスマスや正月用品が重なりヤ〇ト運輸の受託業者である我々も一人当たり一日200個の荷物を車に載せて営業所を出発します。初めて宅配業を3週間弱稼働しましたが、私は100個を超えるところまでしか回ることができませんでした。朝7時には営業所に着き、営業所から帰るのは夜9時過ぎがほとんどで、精神的にも肉体的にもボロボロでした。日々稼働して感じることは自宅に時間指定で荷物が届くことは個人事業主の宅配業者がいないとまず、不可能なことであることです。ヤ〇ト運輸のセールスドライバーは正社員であるため、朝8時からの勤務では労基上、夜間の配達はできません。その時間帯をフォローしているのが受託業者です。この時期の個人事業主ドライバーは皆、プロ意識を持って時間指定に届けようと必死になって運転しています。私も時間指定は必ず守るようにと指導されていましたので必死に走り回っていました。2024年問題もありますが宅配業務において現状の賃金、労働時間、肉体的な疲労感、現場の慣習に頼ったアナログ的な配送システムでは宅配業務を長くやっていこうとする人はますます減っていくものと感じます。これまでの日本人的なきめ細やかな宅配サービスは今後長くは続かないと感じた3週間弱でした。

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masanori

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