一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

今年を振り返ると、ChatGPTはローンチまもなく全世界で話題を巻き起こしました。ご本人に名所の意味・和訳を訪ねたら、「Chat=チャット」(リアルタイムのメッセージのやりとり)で「Generative Pre-trained Transformer=生成型事前学習トランスフォーマー」と答えが返ってきました。色々質問していくと「生成型AIは、ある入力データや文脈を基に新しいデータを生成するAIのカテゴリを指します。これは通常、確率的モデルに基づいています。」とも教えてくれました。自分の言葉に置き換えると、画像やテキストなどのデータを統計的に処理して新しいものを生成する人工知能(AIツール)だと言えると思います。ChatGPTは大規模言語モデル(Large Language Model、LLM)の一例で、文脈理解や文章生成などに焦点を当てているとのことです。つまり、作文能力は非常に優れていて翻訳もできてしまうけど、DeepLやGoogle翻訳などの機械翻訳(Neural Machine Translation、NMT)のように言語間の翻訳に特化していないのです。日本翻訳連盟が毎年主催するアジア最大級の翻訳イベントJFT翻訳際の2023年版では、多くのセミナーで生成型AIをテーマにしていたのが印象に残りました。これは翻訳業界がAIに警戒・期待している表れでもありますが、ChatGPT(OpenAI)やCopilot(MS)、Bard(Google)などの生成型AIは主に英語で訓練され、本来は多言語翻訳を目的にしていません。なお、従来の機械翻訳(NMT)もAIを活用した学習アルゴリズムを使用しているそうで、流行に乗っかりAI翻訳という名称を好んで使っているだけかもしれません。大事なことなので《生成型AIは翻訳を目的にしていません》ともう一度書いておきます。それでは最後にFeliz 2024! Happy 2024!良い年を!

The following two tabs change content below.

前田 比呂志フェルナンド

最新記事 by 前田 比呂志フェルナンド (全て見る)

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア