突然ですが皆さん、キーボードにこだわりを持っていますか?
僕は最近まで、全然興味ありませんでした。
というのも、職場ではキーボード・マウスが支給されそれを使用するので、会社に高いキーボード・マウスがあるわけありません(だってコストかかるもの、それはしょうがない)。
だからといって、意識高い人のように「自分、キーボードとマウスにはこだわりあるんすよ」といって自宅から自分用のキーボード・マウスを持っていくこともないです(というかそんなの接続して使おうもんならセキュリティーの観点から怒られそうですし、同僚からは変わったやつという視線が痛い……)
更に言うと、最近はノートPCが便利かつスペック高いものが多いんですよね。
そうなると、高いマウスやキーボードをわざわざ買って使おう!って気にならない世の中になってきてますよね。
そんな中、在宅で仕事をしている時に会社から支給されたキーボードのボタンが一部、効かなくなりました。
それと同時に、マウスのクリックも反応が鈍くなったと感じるようになりました。
「うわ〜、これじゃ仕事できないじゃん!」
「会社に新しいキーボードとマウス送ってもらっても時間かかるしなー」
「ん、まてよ…」
……
『これは自分で高い(品質の良い)キーボード・マウスを買って試すことができるのでは!?』
そう、自分専用の高いキーボードやマウスを買って、試すことができる機会を得たのです!!
そう思い立ったが吉日、早速キーボードを探してみました。
一口に高いキーボードと言っても、そもそも何故高いキーボードが存在するのか、何が高いのか、それによって何が良いのか、「キーボードの性能とは?」を把握しないことには始まらない!
というわけでまず最初にチェックするのが、『キーボードの種類』
キーボードには、構造的に大きく4つの種類があります。
①メンブレン方式、②パンタグラフ方式、③メカニカル方式、④静電容量無接点方式
これだけでも掘り下げると沼るほど色々な情報が出てくるので詳細は割愛しますが(興味ある方は調べてみてね)、
すごく端的に説明すると、①は会社で支給されるよくあキーボード、②はノートパソコンのキーボード、③はカチカチ音がするキーボード、④は③の更にパワーアップした版、だと捉えてください(ざっくりとした私のイメージです)。
部品の数や構造の問題で、金額は①<②≦③≦④となる模様。
なるほど、そうなると①は普段から仕事で使っていたので却下。
②も普段から自宅のノートPCで触るため不要。
ならば③か④に手を出してみようではないか!
更に調べてみると、④は扱っているメーカーが少なく値段もおったかいため(安くて2万、平気で4万超えますっ!)、③メカニカル方式のキーボードで探してみようと思いました。
さてここで突然出てきました『軸』。
キーボードマニアが底なし沼にハマってしまう『軸』。
軸とは、キーボードのボタン1つ1つについているバネのことで、このバネの硬さによって打鍵感(キーストロークした時に感じる指への感触)や音が変わってきます。
そのバネの硬さが色で区別されており、大まかに『赤軸・茶軸・青軸』の3種類が存在します。
(※もっと細かい話をするとピンク軸や緑軸、黄軸といったものも存在するらしいが、ドマイナーなため割愛)
百聞は一見にしかず、どのメーカーでもいいので興味がある方は上記3つのキーボードの音の違いを聞いてみてください。Youtubeでガジェット系Youtuberがたくさん比較動画をあげてくれています(便利な世の中になったもんだ〜♪)。
所感ですが、スコスコを「タイピングしてる!」って感じのが赤軸。
カチカチと「凄腕プログラマーが触っていそう!」な感じのが青軸。
カタカタと「PCの仕事してる!」って感じのが茶軸。
音は聞いてみたが、こういうのは実物を触ってみないと本当のところどうなのか分かりません。
そこで次は、実際に家電量販店(うちは近くのヨドバシカメラへ)に向かいました。
果たして、実際に触ってみるメカニカルキーボードはどんな感じなのか!
後編へ続く…