筆者:ウォルターアイザックソン
訳者:井口耕二
2019年の出版だが、既には販売停止の様です。
早めにその判断された理由は不明ですが、ライセンス権の逸話が中に含まれていることで、
少々デリケートな判断でもされたのでしょうか。。
さて、筆者は、昨年発売されたイーロンマスク伝記上下や、過去にはスティーブジョブズ伝記上下を執筆した方でもあり、
今回紹介する本は、同じ井口耕二氏訳でもあります。(読み易い)
コンピュータやCPU、ソフトウェアやプログラミング、インターネットなど、
今日の私たちの生活に欠かせない近代テクノロジーやサービスが、どのような歴史を辿ってきたかたを紐解きつつ、
その、大事な一転一転に関わってきた数々の人々(イノベーターズ)の営みや相互作用について。詳細に述べられています。
計算機関を発明したバチェット氏と世界最初のプログラマーとなったエイダラブレス女史のペア、
電気機械式コンピュータに携わったベル研究所チーム、
世界初電子式コンピュータの公開にかかわった女性プログラミングチームなど、
今まで知りえなかった人物の業績を知ることができます。
私は、近隣の図書館で偶然にも見つけることができたのですが、
絶版状態の今、中古書店等で見つけられた迷わず手に入れられることをお勧めします。