今回はサンプルデータを使用したHAVING句の実行について記載する。
無料で使用できるデータセット「chicago_crime」データセットのテーブル「crime」を使用する。
これは、シカゴで起こった犯罪のデータである。
カラム「primary_type」は犯罪種別を表しており、GROUP BY句で分類すると36種類に分類されていることが分かる。
サンプルクエリとして、シカゴで起こった犯罪のうち合計100件以上の「primary_type」のみ出力する。
前回記述した通り、HAVING句は集計されたフィールドに対して条件指定することが可能で、
「primary_type」ごとのレコード数をHAVING句で比較することで目的のデータを取得できる。
実行結果より36種類の「primary_type」のうち32種類が100件を超えていることが分かる。