「努力、辛抱、我慢、踏ん張り、耐える」
こうした言葉には悲しくも勇ましい様子が漂い、明るい印象がありません。
いかにも眉間にしわを寄せ、しかめ面でやっている姿が想像できます。
好きでもないことをいやいやさせられているときに、起こる現象です。
ましてや嫌いなことを我慢して好きになった、という話は聞いたことがありません。
嫌いなことを我慢してやっていても嫌いになってしまうだけで、多少の力は付いてもやめてしまえば無駄になってしまうのです。
好きでしていることしか長続きせず、楽しんでやっているときに本当の実力が身につきます。
脳がもっと欲するようになり、引き寄せる力が強くなるため、身につきやすくなるのです。
常に実力は、自分が心から楽しんでいるときに蓄積され、身につくものなのです。
もし自分の中に「努力、辛抱、我慢、踏ん張り、耐える」という言葉が浮かんできたら要注意です。
それは「生活を見直しなさい」という脳からの警告です。
私はいつも我慢しないように文章を書いて、サイトを作るようにしています。
理由は単純で、自分が嫌がることをやっても楽しくも面白くもないからです。
疲れたらやめるし、やる気が出ないときには素直にやりません。
できるだけ「もっと楽しく、もっと面白く」なるような生活スタイルを考えて、実行するようにしています。