一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

現在私の経営しているダンススタジオ

「いろはダンスセンター」は2024年8月8日で

8周年になります。

末広がりに大きくしていきたいという

気持ちがあるものの、

2023年は50人ほどの生徒たちが

色々な理由で辞めていき落ち込んだ末、

 

何が悪かったのだろうと

考えるきっかけになりました。

 

私が強く感じたのは

 

物事の進むスピードが全てにおいて

早くなってきているということ。

ニュースも新聞ではなくウェブニュースが

主流となり、今はウェブニュースよりインスタグラムや

XなどのSNS発信で個人が情報をいち早く発信するように

なりました。

 

動画の視聴も映画やYouTubeなど1時間や2時間の動画は

今の現代人には集中力が続かず、10秒〜30秒くらいの

TikTok、YouTubeのリール動画、インスタグラムのストーリーなど

動画の視聴時間もどんどん短くなっています

 

ダンススタジオも

違うと思ったらすぐにやめる時代。

 

昔は

「一度お稽古事を始めたらやり通せ!」

 

という風潮でしたが

 

今は「嫌ならすぐやめる」

時代になりました。

 

私のスタジオ方針は基礎をしっかり、じっくり教えていき、

土台を固める方式です。

 

じっくり腰を据えて教えることが

世の中の流れに合っていないと言われれば

うちのスタジオの特色が消えてしまうので

ここは変えられません。

 

ですが生徒たちが

じっくり行うダンスレッスンであったとしても

それでも「楽しい」と思って

時間があっという間に過ぎてしまう

と感じてもらえればいいわけです

 

私のスタジオは厳しいことで有名です

 

ですがメンタルが弱くなっている現代っ子には

それがついていけない要素の一つになっているため

褒めることを増やしていくことで雰囲気を変えています

 

褒められると幸せホルモンがたくさん出て

気持ちよくなります。

 

うまく飴と鞭を使いながらレッスンスタイルを

少しずつ変えています。

 

いかにこどもたちに基礎をしっかり伝えつつ

褒めるか。

最初に問題になっている部分を指摘し

その後に倍以上褒める。

これが私が今やっていることです。

 

最初に聞いたことと、最後に言った言葉は

人は記憶に残るものらしく、中間は覚えていないんだそう。

 

だからこそ

最初に問題を指摘し、最後に褒める。

そうすると、

「怒られた!」ではなく

「自分のために注意してくれた!」

と感じます

 

だからもっと頑張ろう

 

続けようとモチベーションが上がります

 

自分にストイックなため

どうしても同じようなレベルを

求めがちですが

 

そろそろそういった考えを改めなさい

と時代が教えてくれた気がします

 

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岡本 理恵

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