人の成長を促す方法として長所を伸ばすことと短所を伸ばすことの2種類があります。
これまでの日本の育成方法では後者の方法で行うことが一般的だったのですが、これは学校で言えば全教科総得点で高い点数を取る方法であり、私が在籍した会社で言えば配達や営業など多岐にわたる業務を早く丁寧に行うことが求められたため、半期に一度の目標設定がこれにあたると思います。
最近では前者の方法が注目されており、IT業界ではこういうタイプの人が多いイメージです。
ただし、誰にどの方法が向いているかということは本人の性格や指導者の視点に影響されると考えています。
本人が一つのことに没頭できる性格なのか、飽きっぽい性格なのか。
指導者が人の長所に着目できるのか、粗を探す人なのか。
私自身は飽きっぽく、粗を探すタイプの人間なので人を育てることには向かない気がします。