一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • なぜ仕事ができる人は筋トレ好きが多いのか?

みなさん運動はしていますか?デスクワークされてる方々は、なかなか運動する習慣がない方も多いのではと思います。
その一方で、仕事ができる方や経営者さんには筋トレやジムに通う習慣が身についている人が多いというのは、なんとなく皆さんにもイメージがあるのではないでしょうか?
実際に運動することで、仕事中の集中力をあげたり、睡眠の質を上げ、自分の生産性を大きく高められることがわかっています。
“でもなかなか運動する時間なんてないし..”という方へ、今回はなぜ運動習慣が生産性を高めてくれるのか?紹介していこうと思います。

なぜ筋トレや運動が仕事の生産性を高めるのか?

筋トレや運動によって記憶力や集中力を向上させてくれることは、近年の研究でも明らかとなっています。集中力や記憶力の向上に役立つメカニズムの中心には、「脳由来神経栄養因子」(BDNF)があります。BDNFは、神経細胞の成長や生存、さらには神経間の通信を促進するために不可欠なタンパク質で、脳の健康と機能に直接的に影響を及ぼします。運動によってこのBDNFの生産が促進されることで、脳はより多くの神経細胞を生成し、また既存の神経細胞間の接続を強化することが可能になります。
神経細胞間の接続の強化によって、脳は新しい情報を学習し、記憶する能力が強化されるのです。

とあるアメリカの高校で1時間目の授業の前に、体操やダンスといった有酸素運動を行う授業を実施したところ、その授業を受けた生徒は受けなかった生徒に比べて平均17%も成績が良かったそうです。加えて肥満率も全米で最低レベルとなり、学業にも健康にも良い結果をもたらしたそうです。
学校で「勉強もスポーツも両方できる人」がいますが、運動が脳に与えるメリットを考えれば自然なことなんですね。

まずは軽い運動から習慣づけを

以上のように、運動により心身共にさまざまなメリットがあり、仕事の生産性も高めることができます。
“いきなりハードな筋トレは難しい..”という方は、20分程度の散歩でも集中力が高められることもわかっています。
できれば朝、ちょっと早起きして20分の散歩を試してみてください。その後1日の集中力も高められますし、スッキリ気持ちいい朝を迎えることもできます。
そうして慣れてきたら、ぜひ最寄りの駅のジムへ、体験申し込みしてはいかがでしょうか?

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