Linuxは特にそうですが、aliasが沢山設定されています。
通常は便利に使うために設定していますが、面倒な場合もあります。
例えば rm でファイルを削除する場合、rm コマンドに -i オプションがaliasで設定されているため、沢山削除する場合に大変面倒です。
おそらくほとんどの人は -f オプションを使うでしょう。
今回は -f を使わずに -i オプションのaliasをその時だけ無効化して実行する方法です。
rm file
yes or no を聞かれます。
ここでCtrl-Cして一度、キャンセルします。
削除するファイルが問題ないか確認して、history を出します。
(historyは以前に紹介したvi方式が便利です、ESC→kで一つ前がでる上に行頭にカーソルがきます)
rm file
コマンドの先頭に¥マークを付けます。
\rm file
表示がバックスラッシュになってしまいましたが、¥マークです。
これで実行すると、aliasが使われません。