ナマステ! Takuです。
責任という言葉、仕事の中でよく耳にしますね。
ただ、責任を大事にしすぎることには問題点もあります。
逆説的かもしれませんが、成功や失敗の責任を明確にしようとすればするほど、人は責任を回避しようとしがちです。
なぜなら、自分の身を守ることは動物の本能だから。
そのため、人間は物語を用意して巧妙に生贄を用意してきました。
自己犠牲を賛美するストーリーで、自ら責任を被るように仕向けたり。
正義は勝ち悪は負けるという勧善懲悪もので、失敗した・負けた人が悪いんだと納得させたり。
その結果、本当は組織や社会の仕組みに問題があるのに、個人の責任を追及して腹を切らせておしまい。
そういう形だけの反省、改善しぐさで何も変わらないままです。
逆に、マネージャーや経営者を責めて愚痴をこぼしたところで、やっていることは一緒です。
誰かのせいにして終わり、というのはもう終わり。人を責めるのではなく仕組みを変えましょう。
失敗したものは罰を受けるという神話を、失敗から学びを得て成長するという神話へ。
私たち自身と、ご家族や親しい方々、そして世界中の全ての方々に平安を。
OM, Shanti, Shanti, Shanti