プログラマ1年目の教科書として有名なリーダブルコードを読んだので感想を。
端的にこの本の特徴を説明すると、
「このコード読みにくいな…」を論理的に説明して、さらに改善方法まで提示してくれている本。
序盤は「コメント」「変数名」「関数名」のようなロジックと無縁の部分からテクニックが説明され、
中盤はループやロジック、変数名の改善方法、
後半は「一度に1つのことを」を合言葉に巨大なコードの塊を分割化して考える方法
を説明している。
主な仕様言語は Java , C++ , JavaScript 。
以前C言語で仕事をしていた時から本書の存在を知っていたが、OOP言語の敷居が高くて(食わず嫌い)読まなかった。
C言語での3年間の組み込み開発経験を経て、現在 Java でWEBアプリ作成をしている今の私としては、
若い時期から読むべきだったと少しの後悔がありつつ、現在開発中のプログラムにも適応できる場所がいくつかあることを考えながら読める良書だと感じた。
「複数の書き方ができるけどどっちの方がいいかわからない」と開発中に考えることが多かったので、その考え方の一つとして大きな視点になった。