一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

皆様こんにちは!鍼灸マッサージ師の工藤真(くどうまこと)と申します。

神奈川県横浜市北部を中心とした地域を対象に出張専門の治療院を開業しております。

今年も5月末になると神奈川県では湿度も増えてまいりました。

もうすぐ梅雨の季節だな~と感じるこの頃です。

 

梅雨の時期になると体調を崩す方が多くいます。

症状としては頭重感、めまい、体が重くてだるい、胃腸の調子が乱れる、湿疹、関節痛、むくみなど。

東洋医学ではこのような方は体の中の水の巡りが良くない状態【水滞】といいます。

【水滞】は体の水分(湿)がうまく調整できていない事で現れます。汗や呼吸などで上手に体の外へ排出できない、たくさん水分を取る等です。また外気にも影響され梅雨の時期など湿度が多い時期では悪化しやすく、冬など乾燥している時期では水滞の人は負担が少ないと言われています。

日本は周りが海に囲まれているので大陸の人と比べ湿の影響を受けやすいそうです。

 

対処法の一つとしてヨクイニンという漢方があります。湿を除去する働きがあり、消化機能向上、膿を排出など効能が期待できます。特に肌への効能が高く、昔からイボを取る民間薬として使われてきました。

実はこれはハトムギの中身です。薬材として外皮を除去し精製した物はヨクイニン。食材としてはハトムギと呼ばれています。

薬効は中身なので皮付きを焙煎したハトムギ製品はヨクイニン製品と比べ品質は落ちますが、ハトムギ茶などはドラッグストア等で購入できますので気軽に飲めますね。

水滞対策として鍼灸治療や漢方などをうまく取り入れ本格的な梅雨が始まる前から対処して今年の梅雨は快適に過ごしましょう。

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