一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

ナマステ! Takuです。

皆さんはトータルモチベーション(ToMo)指数という言葉を聞いたことがありますか?
高業績を導く社風を可視化した指数のことで、「マッキンゼー流 最高の社風のつくり方」という書籍で紹介されています。

これは以下の6つの動機の強さで算出されます。
(ToMo指数の算出方法は検索すれば出てきますので、ここでは割愛します)

1. 楽しさ:仕事自体を報酬に感じる
2. 目的:仕事の結果に価値が感じられる
3. 可能性:仕事の二次的な結果が自分の価値観や信念と一致する
4. 感情的圧力:自分や周囲からの失望、罪悪感、羞恥心
5. 経済圧力:報酬を得るため、解雇されないため
6. 惰性:やめる理由がない

1〜3は直接的動機と呼び、業績を上げる。
4〜6は間接的動機と呼び、業績を下げる。
とされています。

ToMo指数は企業の社風やチームの生産性などの計測に使えますが、フリーランスとしての自分自身をふりかえるときにも役立ちます。

起業当初の目的を見失ってしまい、惰性で続けていないか?
日々の生活のため、気が乗らない案件を我慢して請けていないか?
お客様や周囲の人に迷惑をかけないように、という気持ちが先行していないか?

フリーランスとして生きていく以上はこれらもある程度は必要ですが、仕事をする理由がそれだけになってしまうとモチベーションもパフォーマンスも徐々に下がっていってしまいます。

私はこれまで、楽しいかどうかを基準に仕事を選ぶことを大切にしてきました。
その結果、体も心も健康を損なうことなくフリーランスを続けることができています。
皆さんも案件を選ぶ時にToMo指数を判断基準の一つにしてみてはいかがでしょうか。

私たち自身と、ご家族や親しい方々、そして世界中の全ての方々に平安を。

OM, Shanti, Shanti, Shanti

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア