Microsoft365やAzure、PowerPlatformなどで使用されるデータベースであるDataverseにおいて、テーブルのレコードを一意に指定するためにデフォルトで作成される一意識別子があります。
これにはGUID(Globally Unique IDentifier)が用いられています。
GUIDとは、世界で重複することのないユニークな16バイトのランダムな数値を指します。
また、それとは別にテーブルに必ず必要なプライマリ列があります。
こちらはレコードの特徴を表すための列になります。
Dataverseでは一見プライマリ列が、他のSQLServer等のデータベースにおけるプライマリーキーのように見えますが、実際には自動で生成される一意識別子列がプライマリーキーになります。
そのため、プライマリ列では同じ値が許されています。
他のSQLServer等のデータベースに慣れていると、上記で混乱することがあるので注意が必要です。