映像を作る上に一番大切なものは企画力だと思います。
撮影や編集が下手でも、企画が面白いとヒットが生まれます。
その良い例は今流行っている、ユーチューバー達ではないでしょうか。
今ではテレビタレントよりも影響力があるのではないかと、言われています。
最近はテレビがユーチューバー達の企画や撮影、編集方法に寄せている番組も増えています。
YouTubeでは10分以上の映像が広告収入の対象となるので、最低10分で企画を考えることが多いです。
さらに内容はテンポが良いのが重要。
編集方法でよく見る方法はテンポよく見せるために、会話で考えているところをカットしたり、
会話に合わせて効果音を多用してポップに見せています。テロップも多用しているのもテンポ良さを見せてると思います。
話は前後してしまいましたが、所謂『バズる』動画というものは圧倒的に企画力だと思います。
地上波のテレビではできないような企画、時々やりすぎて炎上してしまうことで有名になることはありますが、
期待、裏切り、真事実があるもの、タイトルを見ただけで「おっ!?」と思うようなものは人を惹き付け、再生数を稼いでいます。
そこには編集を行っている身としては、酷い撮影と編集だなぁと思うこともしばしば…しかし
大衆の心を掴んでいるのは撮影と編集ではなく企画内容。
もちろんタレント力などはあると思いますが、面白い企画力が続かなければ視聴者が減っていくので、
世のトップユーチューバー達は本当にすごい方々だと思います。
編集者としては心苦しい部分もありますが…
テレビではコロナの影響で収録が厳しく、再放送が多くなっている昨今ですが
あくまで個人で行っているユーチューバー達は毎日のように更新し世に発信しています。
今は個人で情報を発信できる時代です。外出自粛が続く中、時間があると思います。
その中、なにか面白いと思う企画力を(私の場合は、若い世代に伝わりやすいよな編集方法など)考え、
実践へとつなげる準備期間と考えたいと思えば少しは陰鬱とした時間ではないような気がします。
自分を大切にできる、育てる時間。Stay home