フリーランスエンジニアの逢坂です。
コロナウイルスの影響はまだまだ落ち着く様子が見えない状況ですが、エンジニアの皆様は健康で過ごされてるでしょうか。
取引先に常駐されている方はテレワークの導入など、お仕事への影響も大きいと思います。
テレワークになる場合、開発PCは取引先から貸与される場合が多いと思いますが、中には自宅PCに開発環境を作ったという人もいると思います。
かくいう私も、専用のセキュリティソフト導入などを条件に自宅で使用しているPCに環境を新たに作成しました。
そこで困ったのがOSの違い。
現在、私は2つの取引先からお仕事をいただいているのですが、開発環境が1つの取引先はMac、もう一方はWindowsと別れているのです。
自宅にはプライデートでも使用しているデスクトップのWindows機と業務用に使用しているMacBook Proがあるのですが、プライベートPCに業務で使用する環境を入れるのは好ましくないです。
そこで、業務用として使用しているMacBook ProにBootCampでWindows10を入れてしまおうと思いついたのが今回の主題です。
BootCampについてご存知の方も多いと思いますが、Macに付属されているユーティリティです。
詳しくはApple公式のサポートを見てもらえるといいのですが、ディスク領域を分割して一方をWindows起動ディスクとして認識できる様にサポートしてくれるものです。2012年以降のMac製品であれば使用できます。
さて、主題におすすめと入れさせていただいた理由ですが、大きく3点あります。
1.について、基本的に業務でMacとWindowsを並べて使うことは少ないと思います(Webサイト開発のブラウザテストとかくらい?)。
なので、一方の業務をやる時にはMac、もう一方の業務をやる時はWindowsと切り替えて使うと、PCを2台並べずとも済みます。
省スペースですね。
切り替えるのに再起動をするのが面倒だという意見もありますが、業務を切り替えるのと同時にPC環境も切り替える、とすると頭の中も切り替えられて自分はいいと思います。
2.について、Macに標準で搭載されているユーティリティのため、特別な設定もなく簡単に導入できます。
詳しい導入手順は本記事の末尾に私が参考にさせていただいたサイトのリンクを掲載しますので、そちらをご確認ください。
実際にBoot CampでWindowsを動かしてみると、ほとんど通常のWindows PCと変わらないです。キーボード設定とトラックパッド設定もツールでのアシストがあったりしますので、Mac用のインターフェイスも使用できます。多少の違いはありますがそこまで気になりませんし、外付けのWindows用インターフェイスも利用可能です。
何より、ハイスペックなMacと同じハードウェアでWindowsを動かすので、非常に快適です(端末により差はあります)。
3.について、導入にあたり購入が必要なのはWindowsのプロダクトキーだけです。
新規にPCを買うよりは安価なので、業務で使えるWindows PCがない、という場合にはぜひBootCampをおすすめします。
以上が、私がBoot CampでWindows10利用をおすすめする理由でした。
業務でWindowsとMac、それぞれ使うというのはあまりメジャーではないかもしれませんが、フリーランスエンジニアは取引先に応じて環境も合わせていく必要がありますので、いざという時に対応できる様にしておくといいと思います。
Macを触ったことがない、Macを持ってないという方には、ぜひMac製品の購入をおすすめします。これから買うなら、MacBook Proがいいでしょう(13インチでも開発用途であれば問題なく、16インチなら現状ノートPCでは最高のパフォーマンスだと思います)。
非常に高価ではありますが、それに見合った性能はありますので、損はしないでしょう。
本記事で紹介した様にWindows環境も使えるので、ぜひご検討ください。
■Apple 公式 Boot Camp サポート
https://support.apple.com/ja-jp/boot-camp
■導入にあたり参考にさせていただいたサイト様
PC設定のカルマ
https://pc-karuma.net/cat/apple/mac/bootcamp/