一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

コンピュータ同士が会話をするネットワークの基礎的な知識について投稿いたします。
そもそも通信の始まりは、「会話」です。人と人が意思疎通をするには、会話が必要ですよね。機械同士が会話しないと成り立たないのが現在の社会です。
そんなん知ってるよって方は読み飛ばして結構です。

コンピュータ同士の会話は通常、「通信」と呼ばれます。英語ではComunication(最近では日本語になっています)と言います。いわゆる「会話」です。
では、コンピュータ同士が「会話」するには、何が必要でしょうか。
必要なのは何は伝えて何を受け取るかですが。。。

その答えの重要なところは、お互いの共通の「会話手順」です。海外の人達と会話するには、国連共通語の英語で行いますよね。
あっ、その辺は説明が面倒なので共通語の英語については割愛します。
会話をするために、共通の会話手順が必要なので国際的に、いつしか各国が話し合って決定しております。
古くは「伝言」や「手紙」といった物理手段に始まり、電線を利用した「モールス信号」って手段が用いられたのです。よく知られたAT&Tの話ですね。

さて「会話基準(手順)」の事を普通は「プロトコル(Protocol)」と言います。プロトコル自体は「条約」と訳されたりします。
似たような言葉に「Procedure(プロシージャ)」もありますが、こちらは、ローカルな意味で使用されます。
その各国間で取決めしたプロトコル(手順)によって「通信」が行われることになりました。
元々は大学機関同志でやっていた事なのですが、過去大戦が起こり、主に兵隊の指揮をとるために利用されていました(間違っていたらすいません)。
指揮命令系統を即座に伝える必要性があったわけです。同時に発展してきた技術に「暗号」という物がありますが、これについては、いずれ投稿いたします。

では、次回はコンピュータ同士をつなげて会話できる物理的に仕組みについて投稿いたします。

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山田 隆幸

役員日本輸出振興株式会社
システムエンジニアを生業としております。 開発自体は、OA系からFA系に至るまで様々な業務に携わっております。 今後ともよろしくお願いいたします。

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