地方で指導していると「不利だな…」と感じることがあります。
特に「大学入試」において、強く感じます。
地方の生徒の場合、「大学」を身近に感じるのが
難しい環境にあります。
高校入試が終わり、晴れて高校に合格すると、
そこが1つの「ゴール」となってしまいます。
そこから先の目標を見失い、
高校生活をダラダラと過ごしてしまう。
そうした状態に陥りやすいです。
問題が根深いのが、この状況、
「私が高校生だった頃からほとんど変わっていない」
ということです。
私が高校を卒業してから30年ほど経ちますが、
30年経った今も、当時の状況とほとんど変わっていない。
この状況に強い危機感を覚えています。
その一方で、こうした現状を変えることができない
自身の無力さも同時に感じています。
身近に大学がある首都圏では、
「お兄さん、お姉さん」にあたる世代の人達が近くにいます。
なので、「大学」というものを肌で感じられます。
それが「地方」では難しい。
この差は大きいです。
いかにしてこの差を埋めていくのか。
私の最大の悩みです。