10月は各地で金木犀の花の香りが楽しめましたね。
さて、皆さんはこのような話を聞いたことがありませんか?
日本の金木犀は雄株だけだと。
この話はおおむね正しいです。
元々金木犀は中国から日本に持ち込まれた樹木です。
金木犀は雄株と雌株に分かれており、両方の木がないと子孫を残せません。
そして日本に持ち込まれた金木犀は、ほとんどが雄株なのです。
したがって日本では挿し木をして金木犀を増やしていくしかありません。
しかし、実際は雌株も混ざっていたようで、稀に実をつけている金木犀の雌株を見かけます。
実はこれからできますので、皆さんも一年に一回の宝探しを楽しんでみてください。