私が応援しているサッカーチーム「松本山雅」ですが、
先日行われた「J2昇格プレーオフ」において、
富山と2対2の引き分けで、敗退となりました。
あと一歩、しかもアディショナルタイムでの失点ということで、
あと数分耐えきれば昇格できた、というだけに、
「逃した魚は大きい」ということを思いました。
非常に残念な結果ではありましたが、その一方で
「やっぱりそうなるのか…」
と、どこかこの結末を冷静に予想している自分もいました。
というのも、今年の「松本山雅」というのは、
「先制すれども、失点を繰り返す」
というチームだったからです。
先制点は取るのだけれども、すぐに追いつかれ、逆転される。
なので、点を取ったとしても、
「どうせすぐに追いつかれるよ」
と思っていると、実際にそうなる。
そうしたことの繰り返しでした。
残り5試合で、3バックを採用してからは破竹の5連勝を達成し、
一気にプレーオフ進出を決めたわけですが、
その勢いも、「ここで勝てば昇格」という
土壇場では通用しませんでした。
むしろ、今年1年繰り返していた「悪癖」が
最後の最後、土壇場で出てしまった、
というのが個人的な感想です。
これは、勉強においても同じことが言えるのかな、
と思います。
「いい点数を取れた」ことがあったとしても、
もしそこに「日々の勉強」という裏付けがなければ、
その結果というのは
「たまたま」
「偶然」
にすぎない、ということです。
そして、入試のような緊張感の高い、追い詰められた状況では、
そうした「たまたま」「偶然」ということは
まず起きない、ということです。
本番で結果を残すには、
「いかに日頃の勉強から、強度を高めて自分を鍛えるか」
ということが大事になる、ということです。
そうした地道な取り組みが、最後の最後、土壇場で
生きてくるのだろうと思います。