個人事業主の手元資金を増やす方法として、年収の金額を増やすことが考えられます。
年収を増やすためには売上を増やすか、経費を減らさなければなりません。
売上の増加には、市場調査などを基にした顧客ニーズの把握や認知度の向上などが効果的で、経費削減には事業の効率化などの方法が考えられますがどちらも簡単に実践できないケースもあります。
その場合は以下のような節税対策によって、自由に利用できる手元資金を増やすことも可能です。
[漏れのない必要経費の計上]
事業に利用した必要経費を漏れなく計上することで、所得税や住民税が課税される所得金額を減らし、
支払う税金を少なくできれば手元に残る資金を増やせます。
計上する必要経費の額が増えると見た目の年収である所得金額は下がりますが、結果として手元に残るお金は増えることになります。
個人事業主は、必要経費とそれ以外の支払いもどちらも個人名義で支払うため、その区別があいまいになりがちです。
事業に必要な買い物をしたときは、少額でもレシートや領収書をきちんと保管して、経費として計上する習慣をつけましょう。