新型コロナによる特別警戒が解かれて、活動自粛も徐々に解除されている。
席の間隔をあけられるなどの感染対策をとれる飲食業では、営業も再開されているが
〇〇横丁などの気軽に立ち寄れる飲み屋では、いわゆる「三密」を避けられないため
営業再開とはいかないようだ。
自粛警察なる言葉ができるほど世間の目が厳しく、生きるために工夫をしながら
営業を継続している飲食店に、心ない誹謗中傷が浴びせられる世の中では
クラスターを発生させようものなら、二度と同じ場所で商売はできなくなるでしょう。
飲食業の各業種でも、2か月もの自粛期間で新しい対応に必然的に迫られており
うまく対応できているもの、出来ていないものが明確になってきている。
コロナの終息後もこの変化は、新しいビジネスモデルとして定着するものが
沢山あるようにおもわれる。
やむなく変化したことも多い中で、変化を求めらていたり変えたかった方法が
日常を奪われたことで一気に実現していった流れがありました。
一つのことにこだわる希少性も維持しながらも、業界を超えて協業していく流れも
今後は増えていくように感じます。
生き残るためには変化を恐れず変化を続けなければ、日常の中でも埋没してしまう。
コロナのような終わりの見えない制限を受けた時の対応も、想定して準備しておかなければ
次の制限時に埋没してしまうかもしれません。
それは年末、冬を迎えるタイミングでのコロナの第2波かもしれませんし、新たな感染症かもしれません。
南海トラフが震源の震災や首都直下の地震かもしれません。
もう労働の対価としての収入だけでは暮らしていけないことは、みな薄々感じていることでしょう。
まったく違う考え方、価値観をもって変化が必要です。