一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 子育てに関して

こんにちわ。流行りの自粛生活、学校閉鎖のため、自分の2人の子供たち(保育園児)は家にいなくてはならず、いつも以上に親子で過ごす時間がありました。その中で改めて感じたことは、子供は学校や社会に育ててもらうのではなく、親がまずはメインで育てる、という前提です。

政府や自治体、メディア等では、学校教育が人格形成の最重要のような印象を受けるような発信をしていますが、親の責任や役割に関しては意識が薄いように感じます。

もちろん学校や会社での集団生活のルール等を学ぶのは重要ですが、人間関係を学ぶスタートは自分の親との関係で、他人とのかかわり方など、生涯その人の感覚に影響を与えると思います。

アメリカではself education といって、学校には行かず、家庭内だけで教育する形も割かし珍しくないと思います。

なんでもかんでも学校や先生や会社、政府、自治体にお願いする、という前提条件だと、いい環境を選ぼうだの、対応が悪いだの、クレームしたくなる気持ちもわからなくもありません。ある統計によると、勉強しない親ほど、教育費等は高くつくようです。自分で何もやらず考えず、ルーティンばかりで、他は外注するのだから当然ですね。

またある漫画のフレーズですが覚えているのは、「日本の子供が育たないのは、父親が仕事が忙しいなどを理由にし、家庭を母親だけに任せて、仕事よりも何倍の勇気がいる子育てから逃げているからだ」との指摘です。自分も子供と接していて、恐怖心を感じる場面は多々あります。

昭和、平成では、その当時の時代背景からは致し方がなかった部分があると思いますが、これからは社会や学校の在り方を考える前に、各々の家庭の在り方が重要ではないかと感じました。ケンカしたりぶつかったりしながらも、逃げずに子供と向き合っていきたいものです。また、親自身が常に勉強しながら、いつも子供に見られているという緊張感は持つべきですね。

 

 

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