一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 権利落ち日との向き合い方~その2_高配当株投資という二段構え

先月の投稿でも書いたように、

配当・優待が欲しいがために権利確定日前に急いで買う★

権利落ち日で大きく株価が下がる

含み損をかかえる。売れない。。

をやってしまった自分にどう落とし所を見出すかの最新版の回答を持ってきた。

そもそも★をやるなという意見はさておき、

もしかしたら今後の自分の株式投資の根本になりそうな点かつ、自分なりにかなりしっくりきたのでメモしておく。

 

高配当株投資をするべし!

という結論。

株式投資は「安く買って高く売る」と「長期保有(短期的な株価に一喜一憂しない)」が基本であるが、

自分は勉強不足だった点がある。

それは、「買ってもよい銘柄の選定」と「その銘柄が今どのくらい割安かの指標の見かた」を知ることなく株の購入をしていたことにある。

それぞれどいういう点に気を付けるのか、現在の自分なりに整理してみた。

■買ってもよい銘柄の基準:

①:高配当株であること(配当利回り4.5%以上が望ましい)

②:財務健全であること(自己資本比率が40%以上)

③:配当金を払いすぎていないこと(配当性向が50%以下くらい)、あまり減配していないこと(連続増配望ましい)

④:順調に利益が出せていること(利益ROE 10%以上かその付近が望ましい)

■割安かの指標

・PER:15倍以下だと割安

・PBR:1倍以下だと割安

 

各内容の詳細は一旦省くとして、

自分の中で株を購入する前に銘柄の詳細画面でこれらを一度見る癖がついた。

これによって何が起こるかというと、過度に割高の銘柄に手を出さなくなった。

それにより、株価の大幅な下落による含み損を未然に回避しやすくなることにつながる。

(もちろん突発的な悪材料や、トランプ関税ブラックマンデー級が来たら無理かもしれないが。。)

 

また、例え多少株価が下落したとしても、

高配当株なら持っているだけで配当金が手に入る。なので急いで売る必要性が全くない。

それにより、狼狽売りによる損切頻度が極端に少なくなり、損失計上額がガクッと減ることにつながる。

唯一の懸念点は減配による配当金の減少だが、それが起きにくい財務健全かつ配当性向少な目の企業を選んでいるので発生する確率は限りなく低いはずだ。

 

以上を踏まえ、「安く買って高く売る」の基本方針に個人的なアップデートを加え、

配当利回りが高い財務健全、利益良好な銘柄(※1)を安く買って高く売る。もし買値より下落しても高配当金(※2)をもらっちゃおう。

の精神で臨もうと思う。

 

そして最後に重要なこと。

チャートはあまり見ない!

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