前回の投稿が3月23日でしたが、そこから5日後の3月28日にバンコクでとんでもないことが起こりました。
ニュースでも大きく取り上げられましたが、ミャンマーを震源とする地震がタイのバンコクにも到達し、建設中のビルが倒壊したり、タワマンの高層階で大きな被害が出るなど、もともと多くの不動産投資家向けセールストークが「タイは地震が無いので、こういったオシャレでスラッとしたマンションが建設でき、入居者の方に快適な生活を楽しんでいただけます」といったものでした。
[在タイ日本大使館の発表]
https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20250331.html
テレビで見かけた動画に写ってる、プールの水が溢れて連絡橋が外れた高層マンションは私も内覧会で実際に歩いた場所だったので、もしあの時に発生していたらと思うとゾッとしました。
地震当日は在宅で日本のお客様とオンライン会議やってたのですが、「何か揺れてる気が…」と思ったところから数分間大きく建物が揺すられて、入居しているマンションでも非常ベルが出て表に出るよう促されました。(日本の場合は建物の倒壊する可能性が低く、落下物に当たるリスクなど考えて落ち着くまで室内で待機ということも多いと思いますが、タイでは多くのオフィスワーカーが非常階段を我先にと降りていく姿が見えました。また、建物に戻るのが怖くてそのまま広場や公園でネットニュースを確認している現地の方が多数見られました。
とはいえ、倒壊した建物や高層階で構造が崩れて建物が崩れてドアが開かないなどの被害が出たビルを除いて、翌日には無事だった場所については日常を取り戻しています。
バンコク滞在時に普段使いしてる、ビジネスラウンジが入ってるビルも、地震があった金曜と週明けの月曜は入場制限がされていましたが、各所にヒビが入るも安全確認は取れたということで3月31日の火曜からは普通に利用することができました。
かなりの数のビルで改修が必要ということで影響を受けた方はホテルに退避していたり、その影響で観光客向けのホテルが満室になったり、中古不動産が「安くなる?」「高層階は早期売却の流れ?」「改修費用かかるから逆に家賃や販売価格が急騰?」といったことが同時多発的に起こってるようで、当面はタイ(特にバンコク)の不動産投資は混迷を極めそうです。(その分、カンボジアやベトナムなどのデベロッパーや不動産仲介企業の勢いが強くなってるようです)
そして、年明けから約3ヶ月過ごしたタイを離れて、先日マレーシアに夫婦で来ました。
場所はクアラルンプールでは無く、マレーシアのシリコンバレーと言われているサイバージャヤのマンションを賃貸することになり、ここでタイと同じく3ヶ月ほど暮らします。(まぁ、私は居住地のバーレーンにしょっちゅう戻ってますので、タイもマレーシアもずっと住んでるのは奥さんの方ですがw)
今回の滞在場所は、プールも大きくてジャグジーなんかもあって快適そう!
都会のクアラルンプールと異なり、郊外の経済特区ということで緑も多く、時の流れがゆっくりに感じられます。
仕事は在宅でやることもありますが、基本的にマレーシアでもリージャスのビジネスラウンジを使って業務遂行します。
(こんな風景の街を徒歩通勤しています)
お馴染みの現地食レポート、こちらはロティ(目玉焼きトッピング)とナシレマ(フライドチキン)乗せ。
中華系マレー人や華僑の方も多いと思われ、中華料理も本格的なものが豊富です。
日系じゃ無いですが、すしざんまい(コッチはオール漢字w)も。
(いわゆるパクリでは無く、味もなんちゃって系じゃ無いようです…まだ試してないのでそのうち)
そして、日本では価格が急騰してる米。
1Kgが10リンギット(約300円)、バーレーンでもココまで安くは無いですが、今の日本での価格を見ると、海外の方が普通の日本米であれば安く食べることができますね。
今回は約2週間のマレーシア滞在で今週末にはバンコク経由してバーレーンに戻ってしまいますが、次回戻る予定の6月には夫婦で観光したり、ビジネスの可能性も探ってみようと思います。