ここの所天気が安定しませんね。
天候の変化、特に気圧変動は、自律神経の乱れを引き起こし、様々な身体的な不調につながることがあります。
これは、耳の中のセンサーが気圧の変化を感知し、前庭神経を通って脳に伝達され、その結果として自律神経がストレス反応を起こすためです。
天気と自律神経の関係
気圧変動:
低気圧になると、副交感神経が優位になり、だるさや眠気、血流の悪化による頭痛などを引き起こしやすくなります。
一方、高気圧になると、交感神経が優位になり、めまいや倦怠感が生じることがあります。
また、脳卒中や脊髄等の神経系疾患(脊柱管狭窄症、他)の方は、脳脊髄液が気圧により刺激を受けやすく、痛みや痺れ等の症状が出る方が多い様です。
寒暖差:
寒暖差が大きいと、自律神経が過剰に反応し、体温調整が困難になるため、心身の疲労感や不調が起こりやすくなります。
また、気圧と同じ様に脳や神経系疾患の方は、寒暖差の刺激を受ける事で筋肉の収縮から痛みや痺れを感じることが多いようです。
気圧変動は鍼灸治療、寒暖差にはお灸治療がとても有効です。