今回は提携している企業様の開発部門に対するエラーや修正傾向を割り出す内容となっております。
ただし、内容が模索中になるのでどの程度参考になるかはわかりませんのでその点お知りおきください。
開発部門:スリランカ
問題を割り出すに至った経緯:スリランカ人のエンジニアが作るwebアプリに複数の問題が発生していることから、問題の傾向を割り出すことに。特定メンバーではなく問題点を共有することが多く、教育の力の入れどころが割り出せれば、双方の国のメンバーにとってメリットとなる。
発生することが多い問題の内容:
- 日本企業のアプリを作っているのに姓名の表示が何度行っても逆になる
- 同じコード、計算方式を使って複数の画面の表示を行なう仕組みの画面を作りたいのになぜか一つだけ表示がおかしいなど(つまり同じコードで作られていない)
- 使用するアイテムが決まっている、且つ場合によって増える選択肢の部分を何故か何故かハードコードで作成する(当然事前にマスタを使用することを言及している)
- 自分たちで作ったテーブル構造を理解していないため、サポートを行うこちらも内容が把握できない。
今後取り組む予定の内容:
- フロント、バック、テスターそれぞれの業務対応範囲の再確認(スリランカ側で現在完結ができるようになっておらず、問題を日本側に丸投げしてくることがある)
- 仕様と問題修正を紐付ける社内共有アプリを開発(85%程度完了)これにより、問題が発生した時、その部分だけでなく、関連する部分全てを確認、テストを行うように意識づける
- 納期、営業日の感覚を身につけてもらう(気を抜くとすぐに後回しにするのと、依頼があった時に誰が何をどの程度で行えるかいまだに把握していない傾向があるため)
最初は一つひとつ問題を指摘したり、集計をしていたのですが、長期間同じ問題が発生したり、同じ問題なのに原因が違うなどの状態が発生しています。
この企業様の目的の一つ(非公開)として、スリランカのIT部門における雇用の創造、業務レベルの向上を上げているため、現在その元となる原因と、最終的にある程度自動的に問題点が発生したときに修正依頼を出せるような取り組みをしております。
言語の壁も含め問題が大きいため、今後の活動報告で詳細を報告いたします。
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