一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

⚪︎月初、トランプが中国に対して「合意違反」と非難したことからリスクオフの動き強まり、ドル/円は142円台まで下落。一方で日本の実質金利が4ヶ月連続でマイナスとなったことから、日銀の利上げ観測後退し144円台に戻すなど相場は方向感の出ない展開。当方も投資機会が少なく動き難かった。

⚪︎その後、植田総裁が利上げに慎重な発言を行い、ドル/円は145円台まで上昇。当方もドルに連れ高のペソのロングで利益確定する。

⚪︎第3週には中東情勢が緊迫化し、「有事のドル買い」が発生、ペソも大幅な連れ高となり、当方もこの週に大きな利益を得る。日銀の金融政策決定会合も予想通りの利上げ見送りとなり、外貨高・円安と流れ継続し、投資環境も良好。

⚪︎第4週は米国によるイラン核施設へのミサイル攻撃によりドル/円は一時148円台まで上昇、当方も円売りで参戦し利益確定。しかし、イランの予想外の弱腰な対応により、急速に緊張は緩和。ドル含む外貨も急速に値を下げる。その後のトランプによるFRB次期議長の早期指名の報道により、トランプの息のかかった人材による早期利下げへの思惑からドルは大きく値を下げることとなった。

⚪︎当方はイスラエル、イラク、米国の緊張の高まりによる、円安局面に上手く対応出来たことにより、良好な結果を得ることが出来た月となった。

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小松 徹

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