私はシステムエンジニアをやっているので、ホームページを作ろうと思えば技術的には可能です。
自分のブログサイトも持っているので、ドメイン取得やその後の公開までの手順もわかるので、公開もできます。
コロナ禍の影響もあるのか、ホームページを作って欲しいという依頼がちらほらあります。
ホームページが作れるというだけで、それを仕事にしているほどではないので、ご依頼に対しては自分の空き時間でできる範囲であれば受けるという形にしています。
一方、5月末から6月頭にかけて私が持っているブログサイトに使用するアバターの制作をあるチームに依頼させていただきました。
普段は制作を依頼される側の人間なのですが、今月は反対の立場(制作を依頼する側)の体験をし、明らかな違いがあったので、今後ホームページの制作を請け負う時の参考にさせてもらうため、ここでまとめてみようと思います。
要件をヒアリングする時の違いです。
何かモノを作るときは相手が何を求めているのかを聞いておく必要があります。
ホームページ・アバターなど、もちろんある程度はわかっていると思いますが、どんなホームページなのか、どんなアバターなのかをヒアリングしておく必要があるということです。
アバター制作依頼をしたチームから要件をヒアリングされた際は「ヒアリングシート」という形でいくつか質問が組まれていて、対面でミーティング(私はLINE通話)する前までに質問に回答し、ミーティングで詳細を詰めていくという進め方をしていました。
一方、私が依頼を受けた場合は、基本的に連絡のやりとりの中で要件を詰めていきます。
質問する内容もその場で決めていますので、人によって違います。
質問をある程度決めることで、ヒアリング漏れをなくすだけでなく、依頼者に「どんな情報が必要か・どんなことを決める必要があるのか」を知ってもらうことができるのではないかと思います。
物作りにはスケジューリングが付きもの。
要件をヒアリングしたら、納品までのスケジュールを共有します。
お客様の希望納品時期と作業状況により調整をかけます。
そこから、納期までの間にマイルストーンを置いて、途中経過をお客様にみてもらってズレがないか確認していました。
(この場合、お客様は私です。)
一方私は、ホームページは制作できる限りを制作して、お客様のサーバーに配置して、連絡だけしています。
確認時期はお客様任せとなっている状態です。
これではいつ確認されるのかわからないのと、納期も決まらないので、お互いにダラダラとした開発になっていきます。
最後は途中経過で確認する際にあると確認がしやすかったことです。
「確認をお願いします。」という内容の連絡をする時に、確認して欲しい内容を連絡します。
これにより、確認して欲しいポイントがわかるので依頼者も返答しやすいかと思います。
(実際私も返答しやすかったです。)
「その他気づいた点があれば、ご連絡ください。」の一言があれば、確認して欲しい内容以外でもいいんだという安心感も生まれて、返信がしやすいのかなと思います。
以上が私が体験した内容から得た反省点です。
POINT
改めて文字に起こすと頭で考えているだけでは整理できなかった内容も整理できて良いですね。
マネできる所はしっかり取り入れて、自分も依頼を受けやすく体制を整えて行こうと思います。