⚪︎月初は米ベッセント財務長官がパウエルFRB議長の後任が早期に指名される、などの発言やトランプが日本の市場開放姿勢に不満を表明したことなどから、ドル/円は一時142円台まで下落。当方もショートで参戦するも、小ロットであり利益は限定的。
⚪︎その後、BRICS諸国がドル離れの意向を示したことに対する報復として、トランプがBRICS諸国に対する追加関税に言及したことや、米新規失業保険申請者数の減少によってドル/円は147円台に急伸する。当方はペソ/円のロングや、ユーロ/円のロングなどで利益得る。
⚪︎その後は参院選での与党大敗の情勢分析が各種世論調査により示されると、野党が主張する消費減税→国債発行→海外投機筋による日本国債売り浴びせ、の思惑からドル/円をはじめクロス円の上昇続く、当方も同様の見立てから土曜早朝に以前から含み損状態であった円買いのポジションを一気に損切り、300万円ほどの赤となる。
⚪︎週明けのマーケットの反応は、与党の敗北は想定内との受け止めとなり、まさかの円全面高となる。その後は石破内閣の早期退陣予想や急転直下の日米関税交渉の妥結があり、円売りの流れ強まり当方もペソ/円ロングなどで利益確定するも、前週の損切り額を取り戻すのが精一杯で、今月はほぼ利益ゼロとなる。