一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

概要

Cargoは、Rustのビルドシステム兼、パッケージマネージャである。(JavaだとMavenやGradle、Node.jsだとNpmやYarnあたりのツール)
TOMLという、簡便な設定言語で記述したCargo.tomlファイルにライブラリの依存関係を記述し、同階層に存在するsrcディレクトリ内のソースと記述された依存関係に基づいたビルドを行う。

cargo new

新規プロジェクトをカレントディレクトリ内に作成するコマンド。指定したプロジェクト名ディレクトリが作成され、直下に概要に記述したCargo.tomlファイルとsrcディレクトリ、Hello world!を行う例文が記述されたmain.rsがsrcディレクトリ直下に設置される。

$ cargo new <project_name>

cargo build

ビルド実行コマンド。実行可能ファイルを先の場所に作成する。target/debug/<project_name>
また、ビルド時の依存関係を記述したCargo.lockファイルを作成する。

$ cargo build

cargo run

ビルド実行と作成したファイル自体を実行するコマンド。cargo buildとファイル実行をまとめて行える。

$ cargo run

cargo check

ビルド実行を行うが実行可能ファイルを作成しないコマンド。cargo buildより高速。

$ cargo check

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WATANABE REN

千葉県在住のエンジニアです。最近はPythonやってます。

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