皆さん、こんにちは
大森です。
今回は『スーパーシティ構想』についてお話します。
スーパーシティ構想というのは、AIとビッグデータを活用してさまざまな社会的課題を解決していくという構想です。
例えば、自動運転技術やキャッシュレス、遠隔業務、ドローンの活用などが挙げられます。
特に日本では人口減少に伴う労働力の低下や高齢者の増加など多くの社会的課題を抱えている中、
それらをスマート化し、新しい時代への変貌を遂げようとしています。
しかし、一見革新的な構想で近未来な社会実現が行われるようですが、そこには多くの問題点があります。
ここで全てをお話しすると書ききれない程になってしまうため、2点重要な問題点をお話ししたいと思います。
1つ目は都市部への人口の集中がますます激化してしまうことです。
全ての都市をスマート化するにはあまりにも時間と予算、そして人が必要となります。
なので1部の都市がスマート化され、そこに人が集中してようになってしまい地方の過疎化などが懸念されます。
2つ目は収入格差がさらに広がってしまう可能性があるというところです。
自動運転や無人コンビニ、ドローンなどによって現在の職業のいくつかはAIにとって替わるようになり、
仕事がなくなったり、単価の安い仕事しか就けなくなったりする人が増え、貧困問題が激化する恐れがあります。
極端なことを言えば、AIとそれを管理する1部の人間がいれば社会が回るようになってしまうとも言えます。
そんな単純な話ではないが、それに近い社会も起こりうるということであると念頭に置いてほしいと思います。
大きな時代の変化が起こるこの世の中でどのように対処しなければならないのか、今一度考える必要があると思っています。
今回はここまで、また次回よろしくお願いします。