東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は1月13日、2025年12月度首都圏(一都三県)不動産市場の動向を発表しました。中古マンションは成約件数・価格ともに上昇しました。一方、中古戸建ては成約件数が大幅に増加したものの、成約価格は3ヵ月ぶりに下落に転じました。
2025年12月に成約した首都圏中古マンションの平均平米単価は、前年同月比+9.0%の「85.08万円/㎡」でした。2025年で最も上昇幅が小さかった前月から一転し、大幅な上昇となりました。一方、ここ数ヶ月、新規登録平米単価・在庫平米単価は成約平米単価を上回る上昇を見せています。
首都圏平均の平米単価は前年同月比+9.0%と大幅に上昇しましたが、地域別に見てみると、東京都区部以外はほぼ横ばいで、東京都区部の上昇率が他のエリアを牽引している形です。一方、神奈川県・埼玉県の成約件数の増加率は、東京都区部を上回っています。
2025年12月に成約した首都圏中古戸建の平均価格は、前年同月比+-1.0%の「4,056万円」でした。成約件数は14ヵ月連続で増加していますが、成約価格は3ヵ月ぶりに前年同月比で下落となりました。成約件数の増加に伴い、在庫件数は2025年で最少となっています。
首都圏平均では成約価格が前年同月比で下落となりましたが、東京都区部では同+13.5%と大幅に上昇しています。東京都区部および横浜・川崎市を除くすべてのエリアが下落した反面、成約件数の増加率は、横浜・川崎市を除く神奈川県・埼玉県・千葉県が同+50%を超える大幅増です。