独立してから長い間、「全部自分でやる」が当たり前でした。
もちろん、最初はそれが正解だったと思います。自分で経験して覚えることで、事業の土台ができたからです。
でも、ある程度安定してくると、別の壁が出てきます。
やるべきことは増えるのに、時間は増えない
苦手な分野は後回しになり、伸びしろが止まる
“できる範囲での改善”しか起きなくなる
僕自身も、まさにそんな状態でした。
「共同経営」じゃなくていい。強みを掛け算する形がある
人と組む話になると、よく「共同経営」という選択肢が浮かびがちです。
でも正直、共同経営ってハードルが高いですよね。
責任範囲、意思決定、お金の話、方向性の違い…。
相性が良くても、やることが増える可能性もある。
そこで僕が試してみて良かったのが、共同経営ではなく“業務提携”という形でした。
それぞれの事業は別
主導権や責任の線引きがしやすい
必要なところだけ協力できる
合わなければ調整もしやすい
この距離感が、僕にはすごく合っていました。
得意な人に任せたら、事業のスピードが変わった
業務提携の一番の強みは、シンプルで、
「得意な人に、得意なことを任せられる」ことだと思います。
僕の場合、車や現場の判断、仕入れや整備の目利きは得意。
でも正直、SNS運用や商品ページの改善、動画編集のような分野は後回しになりがちでした。
そこを得意な人に任せた途端、
進むスピードが上がる
仕上がりの質が上がる
自分のストレスが減る
この3つが一気に起きました。
結果的に「仕事が減った」のではなく、
“事業が前に進む時間”が増えた感覚に近いです。
苦手分野が底上げされると、自分もスキルアップする
もう一つ、やってみて意外だったのがここです。
苦手分野って、自分で頑張っても伸びが遅い。
それが原因で「やる気が出ない→放置→さらに苦手になる」のループに入りやすい。
でも、得意な人が横で進めてくれると、状況が変わります。
どこがポイントなのかが見える
自分の“ズレ”が分かる
どう改善すればいいかの型が学べる
つまり、任せることで丸投げになるんじゃなく、
結果として自分の学びにもつながるんですよね。
「自分で全部やらない=成長しない」じゃなくて、
むしろ 成長の質が変わる という感じでした。
業務提携の良さは、「強みを奪い合わない」こと
共同経営だと、どうしても“主導権”や“成果の取り分”の話が出やすい。
でも業務提携は、役割がはっきりしている分、強みを奪い合わないんです。
僕は僕の強みで価値を出し、
相手は相手の強みで価値を出す。
その結果、事業全体の完成度が上がっていく。
これが業務提携の一番気持ちいいところだと思います。
まとめ:ひとりで頑張るより、強みを繋ぐ方が早い
もし今、
苦手な分野が足を引っ張っている
やった方がいいと分かってるのに進まない
頭打ち感がある
こう感じているなら、共同経営を考える前に、
まずは 「業務提携」という軽い形から試してみるのもおすすめです。
得意な人の力を借りて、自分の強みに集中する。
それだけで、事業の伸び方が変わることがあります。
そして気づけば、苦手分野も底上げされて、
自分自身のスキルアップにもつながっていく。
“強みを掛け算する”という選択は、
これからの時代の事業の伸ばし方として、かなり有効だと実感しています。