1. 業績総括
2月は売上・粗利ともに過去の多くの月を上回る結果となった。単なる売上増ではなく、利益水準の高さが伴った“質の良い月”であった点に意味がある。
販売チャネルは一定の分散が進み、特定プラットフォームへの依存は抑えられている。ただし、いずれか一つが停止した場合でも単独で成立する強度にはまだ至っていない。今後は「1チャネルでも事業が回る構造」を目標に設計していく。
仕入れは意図的に抑制し、通常より2〜3割絞って運用した。その結果、無駄な在庫増加はなく、健全な在庫拡大が実現できた。回転も良好であり、在庫が増えているのは数量規模の拡大による自然増である。不良在庫の蓄積は見られない。
これは明確に「量より精度」の仕入れ戦略が機能した結果である。
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2. 業務内容と基盤整備
基本業務(仕入れ・出品・発送)を維持しながら、以下を並行実行した。
• 確定申告の完了と税務整理
• 引越しに向けた構想整理
• eBay発送方法・ルールの再確認
• 出品方法・運用方針の見直し
2月は改善というより「制度理解と精度向上」に時間を投資した月であった。特にeBayに関しては、発送方法の選択肢やリスクを整理し、今後の戦略判断の基準を明確にできたことは大きい。
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3. 成果要因分析
好調要因は以下の通りである。
• 目利き精度の向上
• 仕入れの選別強化
• 在庫回転の安定
• 精神的余裕による判断力向上
特筆すべきボトルネックはなく、ストレス要因も軽微であった。税務対応は負荷があったものの、利益の大きさがそれを上回った。
「うまくハマった」という感覚はあるが、偶然ではなく積み重ねた精度の成果と捉えている。
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4. 新規試行
• 海外発送拡張の検討
• SNSを活用した仕入れ導線の模索
販売拡大よりも、仕入れ上流の強化に目を向けている点は戦略的である。今後の利益率安定に向けた布石といえる。
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5. 3月方針
3月は「安定回転月」と位置付ける。
• 引越しに伴う物量抑制
• 回転率重視の仕入れ選別
• キャッシュフロー改善の強化
• 売上は現状維持〜微増目標
物量を増やさず回転を上げる制約は、結果的に財務体質の改善に繋がる可能性が高い。強制的な制限を戦略に転換し、健全な事業構造を構築していく。
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総括
2月は「量ではなく精度」で利益を創出できた月であった。
課題は、好調の再現性をいかに構造化するかである。
単体チャネル強化、回転型設計、キャッシュフロー最適化。
この3点を軸に、次月も安定と成長の両立を目指す。