言わずと知れた、世界中で最も親しまれている絵本の「ミッフィー」の生みの親。
1955年に「ちいさなうさこちゃん」で初出版されオランダでの名前はナインチェ・ブラウス。オランダ語でうさこちゃんといった意味。
ブルーナは色にこだわりを持っていました。絵本に使用するのは6色のみ。温かみのある原色のオレンジ・黄色・緑・青・茶色・グレー。
どれも見た瞬間に鮮やかに視覚を刺激します。アウトラインを黒で描きとてもシンプルな構成となっています。
シンプルがゆえに観るものの想像の余白を与える。そんな効果があります。