続いて欧文書体ですが、欧文書体には4つの種類があります。セリフ体、サンセリフ体、スクリプト体、デコラティブです。セリフ体。これは日本語書体でいうところの「明朝体」です。というか本来は、セリフ体に近い書体として「明朝体」が選ばれた経緯があるので逆なんです。聖書を印刷する際にセリフ体に近い明朝体が選ばれたので「明朝体」が正式な文字という印象を受けるのは宗教経由の欧文由来なんです。セリフ体には、さらに6種類にわかれます。