全然仕事に関係ない話題ですが、大学卒業後、数か月間インドをバックパッキングで旅した経験があります。
当時、山口大学で考古学を専攻していたのですが、自分が考えていたロマンティックな学問とはほど遠く、卒業後は考古学関係の
道に進もうとは全く思わず、当時クラブの後輩と付き合っていたこともあり、ズルズルとバイトをしながら山口のボロアパート
に居座っていました。
しかし夏になる頃、僕とのだらだらした関係に嫌気がさした彼女から別れを告げられることになります。
まあ彼女の理想の男性像は”白馬に乗ったケビンコスナー似の公務員”という非常識なものだったので、いずれにしても振られる結果になったと思いますが。
とは言え情けないことに、僕の心の痛みはなかなかに激しく、このままバイトを続けながら山口に住み続けることは到底出来そうもなかったのでした。
この心の痛みをなんとか紛らわさねばと考えた僕は、当時から興味を持っていたインドに行くことにしたのでした。海外初体験で無謀にも。
塾の講師と家庭教師のバイトを強引に辞め(親が倒れたとウソをついた。)、苦しい気持ちを抱えながらあちこちから資金をかき集め、
何とか10月に出発できる算段となったのでした。
とにかく大雑把にパキスタンとの国境付近の砂漠とか、チベット方面とか、プーナにあるヨガやら瞑想やらを教えるアシュラム(道場みたいな意味)
やらに行ってみようと計画していました。時間だけはあるので後はあっちに着いてから考えよう!と”地球の歩き方”を片手に東京に向かいました。
東京には友人が住んでいたので1週間ほど居候させてもらい、1993年10月のある日、成田発のエアインディアでボロボロの僕はインドに
向かったのでした。。。。
この先暫くは、インドでのエピソードを書いて」いこうかなと思っています。