一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

在宅勤務を開始して8カ月経ちました。
今回は、私自身と周りの人の体験から在宅勤務の良し悪しについて述べたいと思います。

【メリット】
・通勤がないため、時間の有効活用が可能
・満員電車のストレスから解放
・電車代の節約
・会議室の移動がないためスムーズに次の会議に参加可能
・会議室を確保する必要がないため、業務時間の削減に繋がります。
→酷い職場は終日会議室が埋まっている状態で時間調整が大変。

・子育て世代からすると、子供の面倒を見ながら仕事が可能
・仕事後に飲みに行く機会が減り、お金の節約が可能
・スーツ(or カジュアル服)を購入する必要がなく衣類にかけるお金の節約が可能
・在宅勤務(社外の勤務)なので、場所を問わず働くことが可能
→極端な話、時間調整をすれば外国からでも仕事が可能になります。

・感染リスクの軽減

【デメリット】
・コミュニケーションが難しい。
 →会話の苦手な方は自ら発信することがなく、状況をつかみにくい。
また会話中に微妙な間が出来てしまうことがあり、その時相手の状況(考え中、理解不能 etc)がつかめない。
※コミュニケーション力が高い方はWeb会議とチャットで問題なく業務できます。

・人間関係を築くのに時間が掛かる。
→雑談をする時間が少なかったり、Web会議で顔出ししないため(プライベート事情を考慮)。

・モニタなど環境整備は自費になる。
→ノートPCの画面を1日中見続けるのは肩こりの原因になるのでモニタが必要。モニタを使うことによる業務改善効果はかなりあります。
ネットワーク環境もモバイルルーターでは限界がある。

・家族が居る場合、専用部屋がないとお互い落ち着かない
・外出の機会が減るため、強制的に外出しないとメンタルがやられる

総じて、メリットとしては時間とお金の効率化があると思います。特に通勤時間を削減する効果は大きいですね。
デメリットとしては大きいのはコミュニケーションに関してです。対面以上にコミュニケーション力を必要とされていると感じました。
私が働いているクライアント先のオフィスは、社員全員のキャパを満たしていないので今後も在宅勤務は続くだろうと思います。
また、在宅勤務の良さを知ってしまったので、毎日出社することは無理という声を聞きます。

在宅勤務に関しては7-8年前職場の人と頻繁に会話していました。
共働き世帯が多い中で待機児童問題を解決するなら箱モノを作るより、先に在宅勤務を可能にする方がいいんじゃないかと言っていました。

私自身は、ようやく選択できる幅が拡がって良かったと思っています。
今後も在宅勤務は継続しつつ、たまに出社という働き方になって欲しいです。

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藤田 智行

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