私は大学卒業後4年間、正社員で過ごしたが、新卒で入社したIT企業は体育会系のブラック、2社目で入社した会社は経験不足を利用して薄給で激務を強いる会社で働いていたため、正社員という働き方に納得できない社会人生活を送ってきた。
成果を出せる人間でも仕事の報酬は仕事、重箱の隅をつつく様な下らない理由で評価を下げたがる人事、出来る社員より年功社員のサボリーマンの方が給与が高いなど上げればキリがない。
だが、フリーランスになってからは上記の問題が解決した。
正社員よりは実力不足でクビを切られやすいが、成果を出せば正当な評価を受けやすく、それに比例して金銭面も反映されやすい。
仕事上の扱いも上下関係よりは対等なビジネスパートナーの様であり、繁忙期の過度の要求以外の理不尽な対応をされることは殆どない。
正社員時代の仕事に納得できなかった自分にとっては理想的な働き方だった。
まだまだ日本の社会でフリーランスが普通になることは難しいと思うが、フリーランスも働き方の選択肢として選びやすい世の中に変わって行ければ嬉しいと思う。