マルチタスクとは、いちどに違う種類の作業を行うことです。
たとえば、
みたいな感じです。
同時進行で複数の作業をこなしているので、なんだか効率が上がりそうですが、
じつはこのマルチタスク、結果的に作業効率がめちゃくちゃ下がるらしいのです。
人間の脳みそはPCのCPUとは違い、作業の切り替えに時間がかかります。
たとえば、ウェブページの制作で文章を書いていたときにメールが入り、メール文章の執筆に入ったとします。
そのとき、脳が作業の対象を切り替えるのに、数分の時間がかかる。
そしてメールの返信作業から、元のウェブページ制作作業に移ります。
その際にも、脳みそには切り替え時間が必要です。
そしてまた集中してきたところで、別の作業に。また切り替え時間が必要・・。
という感じで、パッパッと切り替えられるわけではなく、脳は切り替えのための時間が必要になるわけで、その分だけ効率が下がってしまうのです。
マルチタスクは、意識的に防止しないとダメです。
気をつけないと、気づいたらマルチタスクになっているケースが多いからです。
たとえば、メーラー(Gmailなど)をとりあえず開いたあと、開きっぱなし。
Twitterもそうです。
集中してきたところで、通知が入る。
で、返信やリプライをする。
その時点でマルチタスクに突入。
メールやツイートのリンクから、全然関係のないページに飛んでしまうこともしばしば有るはずです。
また、スマホを机の上に置いておくことも、マルチタスクを誘発します。
スマホが気になって、通知がないかいつもチェックしてしまう。
重要な用件じゃないのに、反応して作業が中断されてしまう。
こんなケースは毎日何回もあるはずです。
マルチタスクにつながってしまう要因は取り除いたうえで、毎日の作業に没頭するようにお互い気をつけましょう!