こんにちは。
寒かったり暑かったり、気温差が激しくてついていけない今日このごろですね。
さて、今回はこれまでと同様、気になった記事の紹介をしようと思います。
今回気になった記事は「新高1は新科目「情報I」必修 プログラミング経験の無い教員も」という記事です。
小学校でもプログラミング授業が導入され、IT人材を増やそうとしている傾向にありますが、
高校でも必修になっているようで、今の学生は授業内容がどんどん増えて大変だなと思います。
学生も大変ですが、それを教えなければならない教員も大変です。
これまで教えていなかった内容をさも知っているように教えなければならない。
更に今の学生はプログラミングをすでに知っている人もいるため、
下手なことを教えると逆に突っ込まれてしまうことなどもありそうです。
また、25年には大学の入試教科にも加わるようで、
教員のスキルが更に必要になってくるでしょう。
IT人材が不足しているために授業として組み込むことで強制的にIT人材を増やそうとしていますが、
それを教える人材もいないということを理解すべきです。
プログラミングできる人が少ないから人材不足になっているのに、
プログラミングができ、教えることができる人がそもそも多くいるとは思えません。
教員自体の人数も多くはないはずです。
全てを学校で賄うのは限界があるのではないでしょうか。
教員への負担が大きく、学生全てがIT人材となるかもわからない。
強制的に組み込むことで逆にもうやりたくないという学生も出てくるはずです。
もっと選択制の授業にしたり、プログラミング専門の講師を導入するなど、
別の対策が必要であると感じました。
IT人材が増えることはIT人材が業界にとっては重要ですが、
人材を増やすためにしわ寄せが全て学校、教員にいくのは良くないと思います。
例えば、プログラミングの授業用のシステムを開発し、全国でそのシステムを教材として学習、
教員はほとんど教えなくても学習させることができるという仕組みを作ることで、
学校や教員への負担を減らせるのでは無いでしょうか。
基盤をきちんと整えてから施策を進める。
計画的に実行することが大切であると感じました。
参考記事
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2204/01/news072.html