こんにちは、つっちーです。
今回も読んでためになった本をご紹介したいと思います。本日は家事本です。
フリーランスは何かと忙しく、家事は後回し!となりがちだと思います。
そして、後で溜まった家事を片付けようにも、そんな時間をつくるのも一苦労だし、せっかくの休憩時間や休暇を家事に当てるなんてこともしばしば・・。
私もそんなフリーランスの一人です。それを改善したく、どうにか家事を簡単にできないか模索してる中この本を見つけました。
それではどうぞ。
大沢早苗さん著の『めんどうくさがりやのあなたが気持ちよく暮らすゆる家事のコツ』です。
タイトル長いですね(笑)
フリーランス以外にも、仕事しながら家事をこなしている方はだれでもお役に立つと思いますよ。
1.完璧を目指さないゆる家事
「家事は完璧にこなさなければいけないもの」と思っていませんか?
特に女性は家事担当という意識がまだ残ってる社会ですから、無意識に家事をやらなきゃと思うし、家事ができない自分を責めてしまう方もいるかもしれません。
著者の大沢さんは『100点満点中50点とれれば合格点』とおっしゃられています。家事は失敗しても誰も困らないし、逆に家族の応援も得られるので50点を目指すくらいでちょうど良いそうです。
確かに完璧な家はくつろげない気がします。ちょっと汚れたらすぐに拭かなきゃ気が休まらないし、テーブルの上に少しでも物が散乱していると罪悪感が募ります。
家は本来くつろぐ場所。キリキリしていては本末転倒ですよね。
それに仕事と両立するのですから、半分の50点が満点と言っても良いのではないでしょうか。
2.どうすれば楽になるのか、自分で考えるようになる
この本ではたくさんのゆる家事テクニックを教えてくれるのですが、その発想が枠にとらわれず、合理的です。
一つご紹介すると、シンクの三角コーナーをやめて、生ゴミはその都度処分する、というのがあります。確かに、三角コーナーの掃除は中々面倒だし臭いので嫌な家事の一つです。ならいっそ使わなければいい!という逆転の発想ですね。
私はその日の内に三角コーナーをしまい、チラシで折り紙の箱を何個か作って、生ゴミ入れに使うようにしました。ゴミがたまったら捨てるだけだし、生ゴミネットを買う必要もなくなって一石二鳥です。
このように、今までの自分にはなかった発想と考え方を知ることで頭が柔らかくなり、他にも何かできないか?と考えるのが楽しくなりました。
3.家事の効率化=仕事の効率化
家事と仕事は似ていると思います。どちらも限られた時間の中で、どうすればより多くの事をこなせるか?と考えるからです。
大沢さんは一人の力ですべてをやろうとしません。一緒に暮らすご主人やお子さんにも普通に家事をお願いするし、家電にも頼ります。仕事も同じですよね。一緒に仕事をする仲間に上手にお願いし、便利なツールを上手く取り入れた方が仕事のスピードが格段にアップします。
また、必要ないモノ・コトをやめるという発想、新しいモノ・コトを取り入れるという発想も同じです。
“家事の効率化” = “仕事の効率化” なのです。
私はもともと家事が好きではなく、面倒くさがりだったので家事は溜めて後で一気に片付けていました。それはもう大掃除のように(笑)
しかし、フリーランスとなり、自分で仕事時間と家事時間を管理するようになると、溜めた家事を片付ける時間も気力もなかなか湧きませんでした。しかも家事を溜めてる認識はあるものだから、あれこれやらなきゃと気ばかりが急いて、仕事にも集中できず・・・正に負のループですね。
今は自分なりの50点を目指し、ゆる~く楽しく家事を続けるようにしています。
部屋の乱れは心の乱れ。みなさんも気負わず、きれいな部屋でくつろぎながらお仕事をしましょう。