はじめまして。ボイストレーナーのtoto6です。
よろしくお願い致します。
最近ボイストレーニングをしていて生徒さんから良く聞くのが、『意外と疲れますね』という言葉です。
確かに声帯を振動させれば声は出るので、普通に声を出す分には何の労力も必要ないのですが、「高い音」を出そうと思うと、「重い荷物」を持ち上げるのと同じ原理で、より筋力を必要としてくるのです。
手だけで持ち上げようとしても持ち上がらない荷物は、腰を入れてひざを曲げて持ち上げますよね。
それと同じで、高い音を出そうと思ったら腰の支えが大事になってきます。
井戸水を汲み上げるように、ぐっと腰で踏ん張って高い音にアプローチしてあげると、今まですぐ喉が痛くなってしまっていた方も、痛みなく高い音が出せるようになっていきます。