一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • フリーランスのSEって実際どうなの?
はじめまして。フリーランスSEのどいちゃんです。
フリーランスとして活動をはじめて、もう半年を過ぎていました。
今回は実際にフリーランスとして働いてみて気づいた良かったこと、悪かったことをまとめてみました。
何か参考になれば幸いです。
まず、簡単に私の経歴をご紹介します。
【経歴】
 2014年
  文系大学を卒業
  新卒で大手SIerに就職
  研修でプログラミング(Java)を学ぶ
  大規模システムの開発プロジェクトに参画
  設計から製造、テストまで一通りの工程を経験
 2019年
  SIerを退職、フリーランスSEとして活動開始
  Javaでの開発経験を活かし、さまざまな案件でシステム開発に携わる…
では早速、フリーランスになって良かったこと。
①月収が増えたこと
 案件がある月の収入は2倍!とまではいかないけれど増えました!
 単純に嬉しいです。
②あらゆることを自分で選択できること
 選択できるのは、仕事の内容だけでなく、
 勤務地や勤務時間など些細な条件も含めてすべて自分で選べます!
 もちろんすべて希望通りにいかないこともありますが、
 そういう選択の余地がある、というのは会社員では叶わないことだと思います。
③仕事に対して前向きになったこと
 私個人の場合、ということになりますが、会社員時代よりも仕事に対して前向きになりました。
 会社員時代は、仕事は貰ってすることが多かったですが、
 フリーランスとなると、自分が提供できるものは何かを考え、伝える必要があります。
 お客さんはその成果が得られることを期待してお金を出してくれています。
 主体的に考えることも楽しいなと思えてきた次第です。
続いて、悪かったこと。というよりデメリットです。
①仕事をしないと稼げないこと
 当たり前なんですが。笑
 SE業界はプロジェクトで動くことが多いので、
 プロジェクトの切れ目、案件の切れ目で空白ができることがあります。
 会社員でしたら、その間仕事がなくてもお給料は振り込まれますが、
 フリーランスの場合、仕事がなかった月は収入ゼロです。
 手取りが増えるといえど、このリスクには注意が必要です。
②自己研鑽は自己負担でする必要があること
 会社員の大きなメリットは、社員教育だと思います。
 会社で無料で研修が受けられたり、上司や先輩が当たり前のように成長をサポートしてくれます。
 フリーランスはいろんな面で自由ですが、成長するかどうかも自分の行動次第になります。
 何にお金を使うか。自己投資はフリーランスで生き抜くためのカギかもしれません。
③有給がないこと
 案件の契約形態によるかもしれませんが、業務委託の場合は有給はありません。
 もちろん現場で休暇をいただくことはできます。
 しかし精算は稼働時間ベースなので、働いた時間が少ないとその分金額も減るということになります。
 しみじみと、有給休暇ってすごい制度だなあと思います。笑
以上、フリーランスの良い面悪い面を挙げてみました。
共通して言えることは、すべて自分の選択、行動次第ということです。
でもそれが、人生を生きてるな~という感じで、楽しいですよ。
ではでは。
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土井 彰子

文系大学を卒業後、SIerに就職。システムエンジニアとして大規模システムの開発を経験。2019年10月よりフリーランスとして活動。

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