伴 英 wrote a new post, サッカーコーチの視点から見る時差対策の重要性 1週間 3日前
現地到着後の適応と指導の工夫
サッカーコーチとして、選手たちが遠征先に到着した後、スムーズに現地環境に適応できるようサポートすることが重要です。時差による日中の眠気には、短時間の仮眠を許可し、必要以上の長時間睡眠は避けるよう指導します。また、太陽光を浴びることは体内時計の調整に効果的であり、選手には朝食をしっかり摂ることも推奨します。これにより消化器官のリズムを現地時間に合わせ、体調管理がスムーズになります。さらに、適度なカ[…]
伴 英 wrote a new post, サッカーコーチの視点から見る時差対策の重要性 1か月 1週間前
サッカーコーチとして、選手の移動中の過ごし方にも工夫が求められます。搭乗後はすぐに時計を現地時間に合わせ、選手たちが精神的に現地に適応できるようサポートすることが重要です。特に長時間のフライトでは、現地の夜にあたる時間帯に眠るように指示し、体内時計を調整させます。機内食も現地時間に合わせて摂取し、消化器官のリズムを整えることで、到着後のコンディションを整えます。また、機内でのストレッチや軽いウォーキングを奨励し、長時間の座位に[…]
伴 英 wrote a new post, サッカーコーチの視点から見る時差対策の重要性 2か月 1週間前
サッカーコーチとして行う、ヨーロッパ遠征での時差対策の一環としては、フライト選びも重要です。現地到着が夕方の便を選ぶことで、選手たちは到着後すぐに現地時間に適応しやすくなります。朝到着の場合は、日中の眠気を我慢する必要がありますが、夕方到着なら調整が比較的楽です。選手たちに現地時間への順応を促し、体内時計を速やかに合わせるための指導を行います。フライト選びとその後の適切な対応が、試合に向けたコンディション調整の鍵となります。選[…]
伴 英 wrote a new post, サッカーコーチの視点から見る時差対策の重要性 3か月 2週間前
サッカーコーチとして行う、ヨーロッパ遠征での時差対策は選手たちのパフォーマンスに直接影響します。日本とヨーロッパでは7~8時間の時差があるため、生物時計を現地時間に合わせることが不可欠です。出発前から選手たちの就寝・起床時間を少しずつ遅らせ、日常生活に支障をきたさない範囲で体内時計を調整します。これにより、選手たちが現地に到着した際に体内時計のズレを最小限に抑え、試合で最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートします。コーチ[…]
伴 英 wrote a new post, スポーツ指導の際の心理的問題とその対処について⑤ 4か月 1週間前
ポジティブシンキングを身につけるためのトレーニング方法として、セルフトーク(自分に語りかける方法)がある。この方法を効果的に行うためには、次のポイントを押さえることが重要だ。まず、語りかける言葉はポジティブな内容であることが求められる。例えば、「負けない」ではなく「勝つ」というように、否定形ではなく肯定形で表現することが大切である。また、「強くなれ」といった命令形ではなく、「私は強い」と現在形で語りかけることが推奨される。[…]
伴 英 wrote a new post, スポーツ指導の際の心理的問題とその対処について④ 5か月前
前回、身体的不安は多少あった方が良いパフォーマンスが期待できると説明した。
しかし、認知的不安は身体的不安とは違い、それが増加すればするほどパフォーマンスは低下すると考えられている。したがって、パフォーマンスを向上させるためには、出来るだけ認知的不安を低下させることが重要となってくる。
認知的不安を低下させ、パフォーマンスを向上させる働きがあると考えられているのが、「ポジティブシンキング」である。ポジティブシンキン[…]
伴 英 wrote a new post, スポーツ指導の際の心理的問題とその対処について③ 6か月 1週間前
前回紹介した不安は頭の中や、思考に生じるもので、認知的不安に分類される。これとは別に、身体が熱くなる、ドキドキする、手に汗をかく、といった身体に生じる身体的不安がある。身体的不安とスポーツのパフォーマンスは逆U字関係にあり、身体的不安が低すぎても、高すぎても、良いパフォーマンスは発揮できないが、高くも低くもない状態であればパフォーマンスは一番良い結果が出る。全く身体的不安がない状態よりも、多少の不安があった方が、良いパフォーマ[…]
伴 英 wrote a new post, スポーツ指導の際の心理的問題とその対処について② 7か月前
プレッシャーを感じた選手は、色々と考え始める。色々と考えることで心配になり、集中力が低下し、プレーがおかしくなる。プレーがうまくいかないことで、さらに悩み、ミスを犯す。またミスをしたらと考えると、弱気になり、ミスに対する恐怖感を感じる様になる。この様なマイナス思考に陥ることにより、普段できているプレーが出来なくなってしまう。
選手がプレッシャーを感じた時に生じる不安には、試合に勝たなければならない、負けたらどうしよう、と[…]
伴 英 wrote a new post, スポーツ指導の際の心理的問題とその対処について① 8か月 1週間前
私は、主に中学生女子で構成されたサッカーチームを指導している。指導している中で、普段
のトレーニングでは問題なくできている様なプレーでも、実際の試合、特に公式戦になると、
ミスをしたりして、うまくできない様なことが多々起こる。なぜこの様なことが起こるのか
について考えてみたい。
練習で出来ていることが、試合で出来なくなってしまう原因としては、プレッシャーが考え
られる。プレッシャーは選手の「心」に影響を与え、心の揺れ[…]
伴 英 wrote a new post, 「新しい公共」の考え方と、その場としての地域スポーツクラブがもつ可能性について⑤ 8か月 3週間前
クラブに余裕が出ることで、女性アスリートが指導者としてクラブで職を得られる可能性も広がります。女性指導者が増えることで、女の子も安心してスポーツに取り組むことができる様になり、女性スポーツの発展にも貢献することができます。スポーツをする女の子が増えることで、トップスポーツへつながる可能性も高くなり、トップで活躍した選手がまた地域に戻って来る、と言う様な好循環が生まれる可能性もあります。
以上のように、「新しい公共」の場と[…]
伴 英 wrote a new post, 「新しい公共」の考え方と、その場としての地域スポーツクラブがもつ可能性について④ 10か月 1週間前
このようにクラブ運営に必要な資金を安定して得ることにもなり、より多くの優秀な元選手を指導者として雇用できる可能性も出てきます。また、施設や設備、用品用具などのハード面を充実させることもできるでしょう。これらは、より多くの子どもたちを、クラブに引き付ける魅力になり得るものです。少子化に伴い、学校の部活動だけでは活動がままならない状況が増えてくる中、地域スポーツクラブはそれをも解決する存在になり得ます。
続く
伴 英 wrote a new post, 「新しい公共」の考え方と、その場としての地域スポーツクラブがもつ可能性について③ 11か月前
トップアスリートの指導を受けた子どもたちが、大きく成長し、その中からトップスポーツに関わる人材が育成されることで、地域のスポーツがさらに盛り上がり、スポーツをする子どもが増え、またその中から優秀な人材が育っていくという好循環も期待されます。また、スポーツをする子どもが増えると言うことは、スポーツクラブの収益増にもつながり、トップアスリートを排出することで得られる認知度の向上は更なる増収につながる可能性もあります。
続く
伴 英 wrote a new post, 「新しい公共」の考え方と、その場としての地域スポーツクラブがもつ可能性について② 12か月前
「新しい公共」の担い手の一つとして挙げられるのが、地域スポーツクラブです。地域スポーツクラブは、学校を中心としたスポーツ普及のあり方を変え、「種目」、「世代」、「楽しみ方」の垣根を越え、各自のニーズに合わせてスポーツを楽しむことができる組織です。
地域スポーツクラブは選手としてのキャリアを終えたトップアスリートが引退後のキャリア形成を考える上でも多くの可能性を秘めています。その様な元選手が、地域住民と触れ合うことで、その地[…]
伴 英 wrote a new post, 「新しい公共」の考え方と、その場としての地域スポーツクラブがもつ可能性について① 1年前
今まで行政によって担われていた公共的なサービスは、画一的な手法や行財政の制約のも
とで行われ、地域や社会の多様なニーズに応えることができません。一方、市民活動の成熟
や、社会的責任に自覚的であろうとする企業や市民活動団体や地縁団体など民間の力で公共
的な課題の解決に取り組む事例は少なくありません。行政が担っていた公共的なサービスを、
地域の市民、NPO、企業などが、公共の担い手の当事者としての自覚と責任をもって行うこ[…]