江俣 利治 wrote a new post, 農家の業務改革のやる気が出ました。 1週間 3日前
佐川友彦氏の著書『東大卒、農家の右腕になる。小さな経営改善ノウハウ100』を読んで、私の苺生産の改善を進めることを決意しました。この本は、農業経営の改善に関する具体的なノウハウが詰まっており、特に小規模農家にとって非常に参考になる内容が多く含まれています。
佐川氏は、農業未経験ながらも、栃木県の阿部梨園で経営管理や企画、経理会計、人事労務などの分野で大きな成果を上げました。彼の経験と知識を基にした100の課題解決ドリルは[…]
江俣 利治 wrote a new post, 米不足と農家の高齢化について 2か月 1週間前
日本の米不足と農家の高齢化問題は、国の農業政策の課題を浮き彫りにしています。長年にわたり、日本の農業は小規模経営が中心であり、技術革新や効率化が進まず、生産性の向上が見られませんでした。また、若者の農業離れが進む中、現役農家の高齢化が進行し、後継者不足が深刻化しています。
これらの問題は、政府の農業支援策が十分でないことが一因とされています。例えば、補助金制度は存在しますが、その多くが既存の農家に依存しており、新規参入者[…]
江俣 利治 wrote a new post, 次のシーズンのイチゴ準備 3か月 1週間前
6月に終わったイチゴがまた始まります。月日の経つのは早いものです。
イチゴ農家として、次のシーズンに向けたハウスの準備が佳境に差し掛かっています。まず、ハウス内の土への施肥を行います。これは、土壌の栄養バランスを整え、イチゴの健全な成長を促すために欠かせない作業です。適切な肥料を選び、均等に散布することで、土壌の肥沃度を高めます。
次に、ハウスの土の消毒を行います。これは、土壌中の病原菌や害虫を除去し、健康な苗を育[…]
江俣 利治 wrote a new post, イチゴの生産間もなく終了 6か月 2週間前
イチゴ農家として3年目の私は、今シーズンのイチゴの生産が終了を迎えようとしています。
この期間、私は新品種の育成や栽培技術の改善に取り組み、農業の知識と経験を積み重ねてきました。
品質向上: 昨年の夏の暑さにより、イチゴの収穫量には時期ごとの差がありました。多く取れる時期と少ない量しか取れない時期が発生しました。来シーズンに向けて、品質をさらに向上させるために、肥料の選定や病害虫対策などを見直します。[…]
江俣 利治 wrote a new post, いちご授粉用のミツバチについて 7か月 1週間前
いちごの授粉用のミツバチが減少する問題に対処するためには、複数の方向からアプローチする必要があります。まず、ミツバチの生息地や食物源を保護し、農薬の使用を最小限に抑えることが重要です。農地周辺に自然林や草地を維持することで、ミツバチが適切な生息地を見つけやすくなります。また、有機農業の推進や農薬の適切な使用方法の啓発も必要です。
さらに、ミツバチの養蜂を奨励し、養蜂[…]
江俣 利治 wrote a new post, いちご繁忙期になりました。 9か月 1週間前
いま、ハウス栽培のイチゴが多く実る時期となり、繁忙期となります。
私の家は家族とパート数名で作業していますが、
パートさんたちと正社員(家族)との仕事量と質にどうしても差が出ます。
いつもパートは一部の作業を決められた時間までに行うだけですが、残った仕事は
正社員の労働時間を延長し何とか対応しています。
今後、親も高齢になるにつれ労働時間を長くするということはできにくくなります。[…]
江俣 利治 wrote a new post, クリスマス直前でも猛暑の影響が出ています。 11か月 1週間前
クリスマスの週、通常ならばイチゴの収益が最高になる週ですが、今年は気温が異常に高く、私たちイチゴ農家にとっては厳しい課題が待ち構えています。気候変動の影響は甚大で、例年通りの生産量を確保することが難しい状況です。
まず、高温によりイチゴの生育が抑制され、収穫量が減少しています。これにより、需要に対応することが難しくなり、市場価格が上昇しても生産量の不足が解消されません。農家としては、生計を立てるためにも気温の異常な変動に[…]
江俣 利治 wrote a new post, 異常高温の夏を終えて 1年前
今年のイチゴ農家としての私たちは、例年とは異なる猛暑に悩まされています。気温の急激な上昇は、イチゴの生育に大きな影響を与え、その対策を講じることがますます難しくなっています。
まず、猛暑によってイチゴの生育が遅れ、収穫量が減少しています。イチゴは涼しい気候を好むため、高温下では花の受粉が十分に行われず、果実の発育が制約されてしまいます。これに対処するために、日中の気温上昇を緩和するためのシェードネットやクールボックスなど[…]
江俣 利治 wrote a new post, 講習会に参加し、学ぶ姿勢の大切さを知りました。 1年 1か月前
40歳で農業に必要なけん引の運転免許の講習に参加しました。その講習中、80代の方が同じ講習を受けているのを見て、非常に驚きました。その瞬間、私は一つの重要な教訓を学びました。年齢に関係なく、学ぶ姿勢が人生でどれだけ重要かを再認識させられた瞬間でした。
若いころ、多くの人々は学びや成長の機会が自分の若さにかかっていると思いがちです。しかし、その80代の方は、自分自身のスキルを向上させ、新しいことを学ぼうとしていました。彼の[…]
江俣 利治 wrote a new post, 苺次のシーズンに向けて 1年 2か月前
今年の夏は最も暑い夏の一つでした。暑さが我々の苺畑にどのような影響を及ぼすかについて、収穫の希望と不安が入り混じっています。
まず、収穫の希望です。今年の夏の高温と日照りは、苺の成長に一役買いました。果実は太陽の光をたっぷり浴び、甘みと香りが豊かになるでしょう。これはお客様に最高の味わいを提供できる可能性が高いことを意味します。
一方で、不安もあります。暑さは苺の生育と病気に影響を与えました。例年より、苺の成長スピ[…]
江俣 利治 wrote a new post, 次期のいちご作付けに向けて 1年 3か月前
お盆も過ぎようとしています。
新人のいちご農家として、次のいちごの作付けが迫ってきて胸が高鳴っています。
今はまるでテストの結果を待つ学生の気分の旅に感覚です。どれだけの手間がかかるのか、どのような天候に恵まれるのか、一つひとつのプロセスが新鮮でわくわくします。土を耕し、苗を植え、水やりを行う日々の積み重ねが、次期の収穫につながることを信じています。
しかし、同時に過去の失敗や困難も頭をよぎります。病気や害虫[…]
江俣 利治 wrote a new post, 新人研修に参加することになりました。 1年 4か月前
私は以下の理由から農業の新人研修を受けることにしました。
農業は食料生産の基盤であり、私たちの生活と健康に直接的な影響を及ぼします。農作物を栽培することで、私たちは栄養豊富な食品を手に入れ、飢餓や栄養不足を防ぐことができます。しかし、農業は単純な作業ではなく、複雑で多岐にわたるスキルと知識が必要です。そのため、農業を始めたばかりの私にとって、しっかりと勉強することが不可欠です。[…]
江俣 利治 wrote a new post, 農業の高齢化問題と自給率低下の問題について 1年 6か月前
日本の農業には、高齢化問題と自給率低下の問題が深刻に影響を与えています。長年にわたる都市化と若者の流出により、農村地域の人口減少が進み、農家の高齢化が深刻な問題となっています。農業生産を支える若い人材の確保が急務となっています。
高齢化が進む中で、農業生産の現場での重労働はますます困難になっています。これにより、生産量が減少し、自給率が低下するという問題が生じています。日本の食糧自給率は、現在約40%であり、これは国土の[…]