一般社団法人 全国個人事業主支援協会

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  • 佐川友彦氏の著書『東大卒、農家の右腕になる。小さな経営改善ノウハウ100』を読んで、私の苺生産の改善を進めることを決意しました。この本は、農業経営の改善に関する具体的なノウハウが詰まっており、特に小規模農家にとって非常に参考になる内容が多く含まれています。

    佐川氏は、農業未経験ながらも、栃木県の阿部梨園で経営管理や企画、経理会計、人事労務などの分野で大きな成果を上げました。彼の経験と知識を基にした100の課題解決ドリルは[…]

  • 私たち農家は、最低賃金の上昇に直面しています。10月には、労働者への支払いを増やさなければならないのですが、農協を通じて出荷する私たちには、販売価格を決める権限がありません。これは、経費が増える一方で、買い手が市場価格を支配している現状では、私たちの利益がどんどん減っていくことを意味します。私たちは、生産コストの増加に対応するために、価格交渉の余地を持たないというジレンマに直面しています。この状況は、私たちの生計を脅かし、農業[…]

  • 日本の米不足と農家の高齢化問題は、国の農業政策の課題を浮き彫りにしています。長年にわたり、日本の農業は小規模経営が中心であり、技術革新や効率化が進まず、生産性の向上が見られませんでした。また、若者の農業離れが進む中、現役農家の高齢化が進行し、後継者不足が深刻化しています。

    これらの問題は、政府の農業支援策が十分でないことが一因とされています。例えば、補助金制度は存在しますが、その多くが既存の農家に依存しており、新規参入者[…]

  • 6月に終わったイチゴがまた始まります。月日の経つのは早いものです。

    イチゴ農家として、次のシーズンに向けたハウスの準備が佳境に差し掛かっています。まず、ハウス内の土への施肥を行います。これは、土壌の栄養バランスを整え、イチゴの健全な成長を促すために欠かせない作業です。適切な肥料を選び、均等に散布することで、土壌の肥沃度を高めます。

    次に、ハウスの土の消毒を行います。これは、土壌中の病原菌や害虫を除去し、健康な苗を育[…]

  • 農閑期は農業において、農作業が比較的少ない時期や休息期間を指します。

    畑の作物が植えられていない時期や、作物が成長している最中であっても、特に多くの作業が必要ない時期も農閑期にあたります。

    農家の方々は、以下の方法で農閑期を有意義に過ごすことができます:

    今後の計画立案:次の作物の計画を練り、市場の需要や気象条件を考慮に入れて持続可能な農業経営の戦略を立てる。
    土地の管理と保全:休閑期に土地を休ませ、肥沃度[…]

  • 今年もいちごの収穫時期が無事に終わり、新しいシーズンに向けて準備を進める時期がやってきました。まず、今シーズンを振り返り、成功と課題を洗い出すことが重要です。

    今シーズンの収穫は全体的に良好でした。天候にも恵まれ、いちごの品質も高く、出荷量も昨年を上回る結果となりました。また、新しい農業技術を導入したことで、収穫の効率が向上し、作業の手間が減ったことも大きな成果です。一方で、いくつかの課題も明らかになりました。特に、天候[…]

  • イチゴ農家として3年目の私は、今シーズンのイチゴの生産が終了を迎えようとしています。

    この期間、私は新品種の育成や栽培技術の改善に取り組み、農業の知識と経験を積み重ねてきました。

     

    品質向上: 昨年の夏の暑さにより、イチゴの収穫量には時期ごとの差がありました。多く取れる時期と少ない量しか取れない時期が発生しました。来シーズンに向けて、品質をさらに向上させるために、肥料の選定や病害虫対策などを見直します。[…]

  • いちごの授粉用のミツバチが減少する問題に対処するためには、複数の方向からアプローチする必要があります。まず、ミツバチの生息地や食物源を保護し、農薬の使用を最小限に抑えることが重要です。農地周辺に自然林や草地を維持することで、ミツバチが適切な生息地を見つけやすくなります。また、有機農業の推進や農薬の適切な使用方法の啓発も必要です。

    さらに、ミツバチの養蜂を奨励し、養蜂[…]

  • 紛争が発生すると、食料、エネルギーの輸出国は自国民のために外国への禁輸を行い

    輸入に頼っている国は危機に陥る。

    ロシアウクライナ戦争ではウクライナの小麦の輸入に頼っていたアフリカ諸外国が、

    イスラエルとパレスチナの戦争ではガザ地区の住民が飢餓に陥っている。

    食料は外国から輸入すれば良いと考えて私も含め考えていた人も

    食糧危機が日本で発生する可能性があると考える人は少なくないとおもう。

    太平洋[…]

  • いま、ハウス栽培のイチゴが多く実る時期となり、繁忙期となります。

    私の家は家族とパート数名で作業していますが、

    パートさんたちと正社員(家族)との仕事量と質にどうしても差が出ます。

    いつもパートは一部の作業を決められた時間までに行うだけですが、残った仕事は

    正社員の労働時間を延長し何とか対応しています。

     

    今後、親も高齢になるにつれ労働時間を長くするということはできにくくなります。[…]

  • 前職が機械設計のエンジニアである私は、現在農家として働いています。前職の経験を活かし、3Dプリンターを使用して作業改善を進めています。作業スペースを増やすために、機械のコントローラーを置くための置台を作成しました。この置台は、3Dプリンターを使用することで、簡単に設計・製造できました。今後も、3Dプリンターを活用して、作業効率の向上や作業環境の改善を進めていく予定です。

    3Dプリンターを使用して作業改善を進める方法は、以[…]

  • クリスマスの週、通常ならばイチゴの収益が最高になる週ですが、今年は気温が異常に高く、私たちイチゴ農家にとっては厳しい課題が待ち構えています。気候変動の影響は甚大で、例年通りの生産量を確保することが難しい状況です。

    まず、高温によりイチゴの生育が抑制され、収穫量が減少しています。これにより、需要に対応することが難しくなり、市場価格が上昇しても生産量の不足が解消されません。農家としては、生計を立てるためにも気温の異常な変動に[…]

  • 今年のイチゴ農家としての私たちは、例年とは異なる猛暑に悩まされています。気温の急激な上昇は、イチゴの生育に大きな影響を与え、その対策を講じることがますます難しくなっています。

    まず、猛暑によってイチゴの生育が遅れ、収穫量が減少しています。イチゴは涼しい気候を好むため、高温下では花の受粉が十分に行われず、果実の発育が制約されてしまいます。これに対処するために、日中の気温上昇を緩和するためのシェードネットやクールボックスなど[…]

  • 40歳で農業に必要なけん引の運転免許の講習に参加しました。その講習中、80代の方が同じ講習を受けているのを見て、非常に驚きました。その瞬間、私は一つの重要な教訓を学びました。年齢に関係なく、学ぶ姿勢が人生でどれだけ重要かを再認識させられた瞬間でした。

    若いころ、多くの人々は学びや成長の機会が自分の若さにかかっていると思いがちです。しかし、その80代の方は、自分自身のスキルを向上させ、新しいことを学ぼうとしていました。彼の[…]

  • 今年の夏は最も暑い夏の一つでした。暑さが我々の苺畑にどのような影響を及ぼすかについて、収穫の希望と不安が入り混じっています。

    まず、収穫の希望です。今年の夏の高温と日照りは、苺の成長に一役買いました。果実は太陽の光をたっぷり浴び、甘みと香りが豊かになるでしょう。これはお客様に最高の味わいを提供できる可能性が高いことを意味します。

    一方で、不安もあります。暑さは苺の生育と病気に影響を与えました。例年より、苺の成長スピ[…]

  • お盆も過ぎようとしています。

    新人のいちご農家として、次のいちごの作付けが迫ってきて胸が高鳴っています。

    今はまるでテストの結果を待つ学生の気分の旅に感覚です。どれだけの手間がかかるのか、どのような天候に恵まれるのか、一つひとつのプロセスが新鮮でわくわくします。土を耕し、苗を植え、水やりを行う日々の積み重ねが、次期の収穫につながることを信じています。

    しかし、同時に過去の失敗や困難も頭をよぎります。病気や害虫[…]

  • 私は以下の理由から農業の新人研修を受けることにしました。

    農業は食料生産の基盤であり、私たちの生活と健康に直接的な影響を及ぼします。農作物を栽培することで、私たちは栄養豊富な食品を手に入れ、飢餓や栄養不足を防ぐことができます。しかし、農業は単純な作業ではなく、複雑で多岐にわたるスキルと知識が必要です。そのため、農業を始めたばかりの私にとって、しっかりと勉強することが不可欠です。[…]

  • 6月に入り、イチゴの出荷が終わりました。

    イチゴ農家にとっては、一年の中で一番時間の余裕がある時期です。

    今は育苗とイチゴを作っていたハウスを次のイチゴの苗が植えられるようにハウスの片づけ、

    イチゴと畝をもう一度土の状態に戻す作業をしています。

     

    さて、これまでイチゴばかりやってたので、横のつながりを作る暇がなかったため、

    農協の若手イチゴ農家の今シーズンの慰労会みたいな飲み会も開催されま[…]

  • 日本の農業には、高齢化問題と自給率低下の問題が深刻に影響を与えています。長年にわたる都市化と若者の流出により、農村地域の人口減少が進み、農家の高齢化が深刻な問題となっています。農業生産を支える若い人材の確保が急務となっています。

    高齢化が進む中で、農業生産の現場での重労働はますます困難になっています。これにより、生産量が減少し、自給率が低下するという問題が生じています。日本の食糧自給率は、現在約40%であり、これは国土の[…]

  • 農業に携わって1年半が経過しました。

    もともと、会社員で脱サラして、農家になったので農家を取り巻く環境の古さが目に付きます。

    例を出すと、

    農協とやり取りが非効率的。資料の手渡し。電話で連絡など。

    通信手段が未だにFAX

    打ち合わせは対面でのみ、オンライン会議なんてほとんどできない。

     

    おそらく、農産物も農協経由で市場に出しているので、昭和の流通方法でやっており、

    手間がとても[…]

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