K wrote a new post, デザインはセンスではない8 4年 5か月前
写真を選択すればリアルが伝わります。誠実さを伝えることもできるでしょう。製品写真であればよりそのものの魅力や雰囲気を伝えることができるし、人物写真であれば親近感を伝えることができます。例えば採用サイトでは必ず働いている社員の写真が出ています。それは求職者に少しでも誠実さや親近感が伝われば、という意図があるからです。これがもし全てイラスト集から持ってきたイラストで構成されていたら、逆に不信感に繋がりかねません。
K wrote a new post, デザインはセンスではない7 4年 6か月前
それでは、デザインを構成する3つの要素の内、次は「形」を見ていきましょう。「形」とは前述したようにイラストや写真のことです。例えば一つのチラシを作るにも写真が良いのかイラストが良いのか。イラストにするにしてもどんなテイストのものが良いのか。どこにどのくらいの大きさで配置するのが良いのか。写真とイラストを組み合わせて使うパターンもあるので選択肢の幅はかなり広いです。これはもう目的に沿って何を選択していくのかを都度考えていくしかありません。
K wrote a new post, デザインはセンスではない6 4年 7か月前
色はイメージを構築する上で大きく作用するのでこれらを意識的に使っていけると効果的です。自分の好きな色ではなく、どういうイメージを持ってもらいたいか、で意識的に色を選択していくのです。海外では街作りでも積極的に色により統一感を持たせる工夫をしているところもあります。また、色は年齢や性別、個人差で識別できる色数が変わってくるので、それらも配慮して使う必要があります。信号機が「赤」「青」「黄色」と明確に色が違うのもそのためです。これ[…]
K wrote a new post, デザインはセンスではない5 4年 8か月前
色単体でもそれぞれイメージや感じ方が違うのですが、色を複数使って表現する「配色」になるとさらにイメージの幅が広がります。色を使ってブランドイメージの構築をしているサービスや商品も数えるとキリがないです。街中を歩いていて「オレンジと緑と赤の3本ライン」はセブンイレブンとすぐにわかりますし、「緑と青の2本ライン」はファミリーマート、「青と赤の2本ライン」はローソンです。どのコンビニも「配色」によってイメージを作り差別化しています。
K wrote a new post, デザインはセンスではない4 4年 9か月前
一つ一つ要素を見て行きましょう。まずは「色」から。色は全体のイメージを決定する上で重要な役割を果たします。というのも色は人間の心理的な面、生理的な面に直接作用するからです。例えば「赤」は「情熱の色」と言われますが、実際に赤い色を見るとアドレナリンという興奮物質が脳から分泌されるのです。反対に青い色を見るとアセチルコリンが分泌されリラックス効果を得られます。色は確実にその人に影響を与えます。となれば、色の持つ力を理解した上で使う[…]
K wrote a new post, デザインはセンスではない3 4年 10か月前
実際に気持ちの良いデザインというのは存在します。配色であったり、スペースの使い方であったり、行間であったり、トリミングであったり。多くの人が「気持ちの良い」とか「かっこいい」とか「かわいい」と思うデザインには共通のものがあります。それを細分化していくと「色」「形」「文字」となるわけです。つまりこの3つの要素についての知識を深めていくことが、デザイン力と言われるものになるのです。デザインは感覚だけでやるものではなく、その裏にしっ[…]
K wrote a new post, デザインはセンスではない2 4年 11か月前
デザインは、それが広告であっても、webであっても、3つの要素で構成されています。その3つの要素とは「色」「形」「文字」です。「色」は色調のこと。どこにどんな色を使うのか。「形」はイラストや写真のことです。「文字」はキャッチコピーや説明文などです。デザインはこの3つの要素をどう組み合わせるかで成り立っています。どう組み合わせるかの技法をレイアウト、と言ったりもします。デザイナーは日本語で図案家と言いますが、画面上に3つの要素を[…]
K wrote a new post, デザインはセンスではない 5年前
僕は長年広告業界でデザインをしてきて、チラシやパンフレットや名刺やwebサイトを作っています。デザインはセンスがないと無理なんじゃないかと言われることが多々ありますが、そんなことはありません。もしセンスが必要だとしてもそれは学べるものです。僕自身、美大に通っていたわけでもなくデッサンを勉強していたわけでもありません。デザインは芸術ではないのでロジックが存在します。そのロジックを勉強すれば誰でもデザイナーになることができるのです。